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【2024年最新】日本のシーンを席巻する女性ラッパー達を紹介!

  • 現在の日本のヒップホップシーンで活躍している女性ラッパーってどんな人がいるの?
  • その女性ラッパーの経歴や特徴、人気曲まで知りたい
  • これからブレイクが期待される若手女性ラッパーが気になる

2024年の現在、日本のヒップホップシーンには未だかつてないほど才能豊かな女性ラッパーが数多くいます。

各種サブスクのヒップホップチャートに女性ラッパーが複数人ランクインしたり、大型ヒップホップフェスのヘッドライナーを女性ラッパーがつとめるのも普通のことになりました。

女性のラッパーのことを“フィメールラッパー”(female rapper)とも呼びますが、この記事では“女性ラッパー”で統一させていただきます。

この記事では、そんな現在の日本のヒップホップシーンで活躍する女性ラッパーたちについて紹介していきます。

シーンの最前線で活躍している人から期待の若手まで取り上げますので、どんな女性ラッパーがいるのか興味がある方はぜひチェックしてみてください。

Awich

アーティスト名Awich(エイウィッチ)
本名浦崎 亜希子
年齢36歳(1986年12月16日生まれ)
出身地沖縄県
所属レーベルユニバーサルミュージックジャパン
Awichのプロフィール

最初に紹介する女性ラッパーは“Awich(エイウィッチ)”です。

女王」と呼ばれる彼女は間違いなく現行のNO.1女性ラッパーであり、大型ヒップホップフェスのヘッドライナーをつとめるシーンの中心人物です。

またソロとしての活動以外にも、“YENTOWN(イエンタウン)”というヒップホップクルーのメンバーとしても活動しています。

近年はTV番組などでの露出も増え、ヒップホップ好き以外の一般層にまで知られる存在になったAwich。

日本を代表するラッパーとなった彼女は「グラミー賞を獲る」という目標を叶えるために、2024年から本格的に世界進出に向けた活動を始めています。

世界から向けられる期待も大きく、US版『GQ』では次の世界的ヒップホップスターとして特集を組まれるほど。

米版『GQ』が報道した、次の世界的ヒップホップスター、Awich

これまで様々なことを有言実行してきた彼女なら本当に実現してしまうのではないか? そんなことを期待させる最重要女性ラッパーがAwichです。

人気曲・おすすめ曲

GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR 

アルバム『Queendom』に収録された、ライブでも最高に盛り上がるAwichの代表曲。

彼女の人気曲の数々を手がけたプロデューサー“Chaki Zulu (チャキ・ズールー)”の重厚なビートにのった、Awichの攻撃的なラップが抜群に映える1曲です。

 Queendom

アルバム「Queendom」に収録。

Awichのこれまで壮絶な半生とステージに立ちつづける覚悟を歌った、彼女を知る上で外せない1曲です。

ABEMAプレミアムではAwichのワンマンライブ(横浜アリーナ、日本武道館、O-EAST)3公演を配信しています。ぜひチェックしてみて下さい

ABEMAの公式サイトはこちら

LANA

アーティスト名LANA(ラナ)
本名非公表
年齢20歳(2004年4月3日生まれ)
出身地神奈川県高座郡寒川町
所属レーベルLANA MUSIC(自主レーベル)
LANAのプロフィール

次に紹介するのは次世代NO.1女性ラッパーの、“LANA(ラナ)”です。

ヒップホップアーティストとしては、史上最年少の20歳での日本武道館公演が決定しているLANA。

2020年からSoundCloudに曲をあげ始めると瞬く間に話題となり、2022年に”FLAME”で本格的にデビュー。

デビューするや否や同世代の女性を中心にカリスマ的な人気を得た彼女は、一気にシーン全体でも指折りの人気ラッパーに成長しました。

LANAの兄は若手人気ラッパーの“LEX(レックス)。 

2人は音楽シーンきっての天才兄弟と称され、曲やステージで何度も共演しています。

LANAの特徴は兄LEXにも通じる抜群のメロディーセンスと、ハスキーボイスで演歌の“こぶし”のような節回しを使いながら歌い上げる独特のフロウです。

そのこぶしのような節回しは、小さい頃に音楽好きのお母さんからお風呂で“美空ひばり”の歌を習っていて身についたそうです。

もともと楽曲の良さやパフォーマンス力の高さには定評がありましたが、2024年に入ってからは“世界的ポップスターのようなコンセプチュアルなショー”をみせるステージ演出力に磨きをかけています

人気曲・おすすめ曲

TURN IT UP feat. Candee & ZOT on the WAVE

EP「19」に収録。

現在最も聞かれているLANAの代表曲的1曲。

“ZOT on the WAVE”の弾むようなビートに対するアプローチが見事なダンスナンバーです。

99

EP「19.5」に収録。

中学時代から不登校になり、夜な夜な遊び歩いていた彼女の過去の気持ちを歌った1曲。

こんな内容のことを歌っても抜群にポップな曲にしてしまう彼女のセンスが詰まった、ライブでも人気の曲です。

For bbys

アップテンポでポジティブな楽曲だけでなく、LANAのもうひとつの魅力は“切なくエモい楽曲の名手”だということ。

多くの人が共感するであろう内容を切なげに歌った、彼女の声の味が存分に発揮された1曲です。

NENE

アーティスト名NENE(ネネ)
本名加藤あかね
年齢30歳(1994年6月21日生まれ)
出身地東京都品川区
所属レーベルMary Joy Recordings
NENEのプロフィール

次に紹介するのは、全身に入ったタトゥーが印象的な“NENE(ネネ)”です。

NENEは私生活でもパートナーであるラッパー“Ryugo Ishida”とのユニット「ゆるふわギャング」活動で注目を浴び、シーンに現れました。

そこから近年はソロとして精力的に活動。高い評価と人気を得て、シーンの重要人物としての地位を築きあげました。

2024年には現在最注目の若手ビートメイカー“Koshy”フルプロデュースによる2ndソロアルバム「激アツ」をリリース。

リスナーのみならず、同業者であるラッパー達がこぞって「LIVEを見たいアーティスト」として声をあげる“Players' Player”であることも、NENEの特筆すべき点です。

人気曲・おすすめ曲

HEAT

2ndアルバム「激アツ」に収録。

KoshyのビートにのるNENEのフロウが生み出すグルーヴが心地いい1曲。

刺激的で楽しいMVもさすがのクオリティです。

KID FRESINO - Arcades ft.NENE

NENEの数多い客演仕事の中から、“KID FRESINO ”の作品に参加したこの曲をピックアップ。

彼女のアティテュードが表明されたラップと、相方の“Ryugo Ishida”も参加したMVが最高にカッコいい1曲です。

Charlu

アーティスト名Charlu(シャルル)
本名非公表
年齢29歳(1995年1月5日生まれ)
出身地東京都品川区
所属レーベル424-RECORDS
Charluのプロフィール

10年を超えるキャリアを経て、2024年に念願のブレイクを果たした“Charlu(シャルル)”。

Charluは10代の頃から“渋谷サイファー”で活動していた、主にMCバトルのシーンで名を知られていたラッパーです。

2人の子供を育てるシングルマザーでもある彼女は、出産のたびに休止しつつも地道に活動を継続。

「このままではアーティスト活動を続けられない」というギリギリの状況で受けた「ラップスタア2024」が彼女の運命を変えました。

結果は、5785名という過去最多の応募者の中から見事2位に。特に決勝のステージでのパフォーマンスは、多くの人の記憶に残る圧巻の出来でした。

「ラップスタア2024」で多くのファンを獲得したCharluには、番組終了後にライブ出演のオファーが殺到。

大型ヒップホップフェスへの出演や、全国各地を回るクラブツアーを行うなど、キャリアを大きく前に進める年になりました。

人気曲・おすすめ曲

CHEESE

バウンシーなビートの上で映えるCharluのスキルフルなラップが光る楽曲。

強気に喝破するリリックも聴きどころの、キレキレの1曲です。

My Verse

「ラップスタア2024」の中で生まれたCharlu渾身の1曲。

愛する息子たちへのお母さんからのメッセージとメロディアスで多彩なフロウが絶賛され、番組終了後に正式にリリースされました。

ライブでも最高に盛り上がる現時点での彼女の代表曲です。

Elle Teresa

アーティスト名Elle Teresa(エルテレサ)
本名非公開(名前はエル)
年齢27歳(1997年7月30日生まれ)
出身地静岡県沼津市
所属レーベルWest Carter Music
Elle Teresaのプロフィール

過剰なまでに盛ったメイクやファッションが印象的な、“Elle Teresa(エルテレサ)”。

2015年に活動を始め、2021年にメジャーデビューを飾った彼女。

“ギャル”としての自分を毒っけまじりのリリックにのせてボースティングするような内容の曲が特徴ですが、最新のUSのサウンドをいち早く取り入れる点も忘れてはいけない彼女の特筆すべき点です。

トラップに特化したアルバムを出したり、最新作「KAWAII BUBBLY LOVELY III」ではマイアミベースを取り入れるなどしています。

作品ごとに新たなサウンドに挑戦しコンスタントにリリースを重ねる彼女は、実は毎日決まった時間に制作作業を行う努力家でもあります。

着々とファンを増やしつづけた彼女のライブ会場には、ファッションを真似た若い女性ファンが溢れかっています。

人気曲・おすすめ曲

LOVE (with Choppa Capone)

アルバム「KAWAII BUBBLY LOVELY Ⅲ」に収録。

乙女な内容の曲に、ダンススクール仕込みのダンスを生かしたMVも楽しい人気曲です。

Nail Sounds

アルバム「Pink Crocodile」収録された、パンチラインの連打が楽しいおすすめ曲です。

爪が擦れる音カチ / 勝ち負けどうでもいい / ださいのはない価値 / チックタックしない / スライドする時計の針 / あの人カモだから搾り取るダシ

のような見事なラインがあったと思えば、

楽屋で鳴る、お金数える音 / よく言われるそれまるでウルヴァリン / 調べたらそれ、爪じゃない骨らしい

のようなユーモアたっぷりのラインまで、Elle Teresaらしいリリックが堪能できる1曲です。

MaRI

アーティスト名MaRI(マリ)
本名非公表
年齢26歳(1998年10月29日生まれ)
出身地ブラジル
所属レーベル8ENTERTAINMENT
MaRIのプロフィール

妖艶なルックスが特徴的な“MaRI(マリ)”は1998年ブラジル生まれ岐阜県育ち、ブラジル、イタリア、日本のクオーターでブラジル国籍のラッパーです。

2020年に1stシングル「LIL DICK」でデビュー。

2023年にAwichがリリースした、フィメールラッパーを集めた楽曲Bad Bitch 美学”に起用されたことで大きな注目を浴びました

“強い女”という印象で“セクシャル”な内容を扱ったラップが特徴の彼女ですが、19歳の時に息子を生み今も1人で育てるシングルマザーでもあります。

子育てに奮闘しながらラッパーとして花開いた彼女には、同じ境遇の女性からの熱い支持も集まっています。

人気曲・おすすめ曲

BUM BUM

2021年に発表した人気曲。

MaRIの真骨頂ともいえる“セクシャル”で強気なラップが全開です。

 LIL DICK

どストレートな内容が痛快なまでの、“the・MaRI”節。

シングルマザーでありながら攻めまくる彼女らしい1曲です。

7

アーティスト名7(ナナ)
本名七星
年齢23歳(2001年生まれ)
出身地和歌山県海南市
所属レーベル -
7のプロフィール

2022年に1stEP「7-11」をリリースするやいなや、急速な勢いでシーンの中心に駆け上った“7(ナナ)”。

2001年和歌山生まれの彼女は、独特のオリエンタルなルックスに、耳に残る声、毒っ気がありながらもユーモラスなリリックが特徴のラッパーです。

「ラップスタア2023」でファイナリストに選ばれ、一躍注目の存在に。

一次審査通過を知る前日に最愛の母を亡くし、その後父親も失踪するなど過酷な状況のなかで予選を戦っていく姿も、視聴者に強烈なインパクトを与えました。

2024年に1stアルバムをひっさげた全国ツアーを周り、数々の大きなフェスに出演するなど、これからさらなる飛躍が期待される女性ラッパーです。

ABEMAプレミアムでは「ラップスタア誕生」や人気ラッパーのLIVEやドキュメンタリーを配信しています。ヒップホップ好きの方はぜひチェックしてみて下さい。

ABEMAの公式サイトはこちら

人気曲・おすすめ曲

Boss Bitch (feat. LANA & Elle Teresa) (Remix)

アルバム「7 (Boss Bitch Edition)」に収録。

2023年に発表した“Boss Bitch ”に、LANA &とElle Teresaをfeatして制作されました。

シーンの最前線を走る若手女性ラッパー3人の共演が熱い1曲です。

TOFU & MIKADO - 22 feat. 7 & lj

地元和歌山で共に活動してきた“TOHU”と“MIKADO”の曲に、姫路のラッパー“lj”と共に客演で参加。

特徴のある声と高いメロディセンスを持つ7は、さまざまなラッパーからフックを任されることも多いラッパーです。

そんな彼女のフックが印象的な1曲です。

MFS

アーティスト名MFS(エムエフエス)
本名非公表
年齢26歳(1998年生まれ)
出身地東京都
所属レーベルTha Jointz
MFSのプロフィール

MFS(エムエフエス)”は1998年東京生まれ、日本人とアメリカ人の両親を持つハーフのラッパーです。

MFSという名前は、“Mother Fucking Savage”を略してつけられました。

2019年にラップを始め、2020年に出した1st Single “BOW”が世界的に人気のあるシューティングゲーム「Overwatch 2」のゲーム内音楽に起用されスマッシュヒット。

大型ヒップホップ・フェス「POP YOURS」に3年連続招待されるなど着実にシーンの中で存在感を増していき、2024年4月に待望の1stアルバム『COMBO』をリリースしました。

人気曲・おすすめ曲

BOW

MFSを一躍有名にした最大のヒット曲。

トラップビートにぴったりな彼女のクールなラップが相性抜群でクセになる1曲です。

Combo

2024年発売の1stアルバムの表題曲。

ノリのいいダンスビートに三連符フロウも心地いい1曲です。

CYBER RUI

アーティスト名CYBER RUI(サイバールイ)
本名るい
年齢22歳(2002年11月18日生まれ)
出身地大阪府
所属レーベル -
CYBER RUIのプロフィール

「ラップスタア誕生2021」で18歳にしてファイナリストに選ばれ注目を浴びた“CYBER RUI(サイバールイ)”。

特にサイファー審査で1位通過した際の、審査員一同が絶賛した圧倒的なパフォーマンスが視聴者にインパクトを与えました。

2002年生まれ大阪出身の彼女は3歳からバレエに打ちこむも挫折し、一時不登校に。その後シンガーソングライターを目指していたところ、OZworldを知りラッパーになることを決意しました。

「ラップスタア」出演後の彼女は、「POPYOURS」や「THE HOPE」などの大型ヒップホップフェスに招待されるなど一気に人気ラッパーの仲間入りを果たしました。

名前通りの近未来的なファッションが印象的で、楽曲でも独自の世界観を展開しているCYBER RUI。

2024年に入ってからは韓国の人気女性ラッパー “Ash-B”との楽曲を発表するなど、より一層活動の幅を広げています。

人気曲・おすすめ曲

DESIRE

EP「TIME TO SHINE」に収録。

「ラップスタア2021」放送後に発表した人気曲。

彼女の世界観がぎっしり詰まったMVが印象的です。

AYA a.k.a.PANDA

アーティスト名AYA aka PANDA(アヤエーケーエーパンダ)
本名非公表
年齢39歳(1985年10月2日生まれ)
出身地埼玉県
所属レーベルBTB ENT
AYA aka PANDAのプロフィール

AYA a.k.a.PANDA(アヤ エーケーエー パンダ)”は1985年生まれ埼玉出身のラッパーです。

複数のグループ活動を経るなど様々な経験をしてきた苦労人でしたが、30歳を過ぎた2017年にリリースした“甘えちゃってsorry”が大ヒットし、一躍ブレイク。

女性ならではのトピックについての自然体の言葉で表現したリリック、プロデューサー/トラックメイカーの“タイプライター”が手がける可愛らしい女性好みのビート選びが特徴です。

人気曲・おすすめ曲

ワガママPINKY

“甘えちゃってsorry”に次ぐ人気曲。

女子の理想を詰めこんだようなリリックに、可愛らしく小気味のいいビートにのせたラップが中毒性が高い1曲です。

あの頃から今

ご存知 1曲巻き返し

さまざまな苦労の末、“甘えちゃってsorry”によってブレイクした彼女の想いが込められた1曲。

彼女の人生が凝縮されたオススメの曲です。

chelmico

アーティスト名chelmico(チェルミコ)
本名Rachel 渡賀レイチェル
Mamiko 鈴木真海子    
年齢Rachel 31歳(1993年7月4日生まれ)
Mamiko 28歳(1996年6月26日生まれ)
出身地Rachel 神奈川横浜市
Mamiko 東京都あきる野市
所属レーベルワーナーミュージック・ジャパン
chelmicoのプロフィール

chelmico(チェルミコ)”はRachel(レイチェル)とMamiko(マミコ)からなる女性2人組で結成されたラップユニットです。

人気アニメ『映像研には手を出すな!』のOP主題歌に起用された“Easy Breezy”のヒットや、様々な有名企業のTVCMに曲が使われたりと、ヒップホップ好きで無くても彼女たちの曲を聞いたことのある人も多いはずです。

軽快でキャッチーな楽曲と仲のいい2人がかもし出す楽しげな雰囲気、カルチャーとの親和性の高さから、ヒップホップシーン外からの人気も非常に高い稀有なユニットです。

ヒップホップ以外のジャンルのアーティストとの共演や、ヒップホップ外の大型フェスへの出演が多いのも特徴です。

2014年に結成し、2015年に初のオリジナル楽曲“ラビリンス’97”を発表。2016年に1st アルバム『chelmico』、2018年にはメジャー・デビュー・アルバム『POWER』をリリース。

以後さまざまなCMに楽曲が起用されたり、大型フェスへ出演するなど着実に人気を高めていっています。

また、Mamikoは“鈴木真海子”名義でのソロ活動も行なっていて、ソロとしても非常に高い評価と人気をほこっています。

人気曲・おすすめ曲

Summer day

chelmicoらしい軽快でノリの良いサマーソング。

毎度MVのクオリティが高いのも魅力です。

Balloon

キャッチーで楽しいイメージのchelmicoですが、もう一つの魅力として“切ない”楽曲の名手であることが挙げられます。

“切ないラブソング”としてファンから人気の「ずるいね」も合わせて聞いてほしいオススメ曲です。

その他の女性ラッパーたち

この項目ではまだ紹介しきれていない“その他の女性ラッパー”たちを簡単に紹介していきたいと思います。

MARIA

神奈川県相模原市にいたメンバーを中心に結成されたグループ「SIMI LAB」の女性ラッパー“MARIA(マリア)”。

ソロとしての活動も長く、これまでに2枚のアルバムと2枚のEPを発表。

客演として他のラッパーの作品に呼ばれることも多く、結婚出産を経た今でもリリースペースこそゆっくりですが現役として活動を続けています。

セクシーかつ力強いラップが持ち味で、今でいうと“MaRI”のようなスタイルの先がけ的存在といえるでしょう。

HITOMIN

TikTokなどのSNSでのバズで一気に人気ラッパーとなった“HITOMIN(ヒトミン) ”。

1999年に埼玉で生まれたHITOMINは、19歳の時にラッパーの男友達のすすめでラップを始めました。

代表曲“ PHONE“を始め、“SAYONARA”、” Trip“など大ヒット曲を次々とリリースし、東日本6都市でのツアー公演も果たしました。

ヒップホップの枠にとらわれないジャンルレスな音楽性と等身大のリリックで、同世代の女性を中心に支持を集めています。

valknee

valknee(バルニー)”は1991年神奈川生まれの女性ラッパーです。

長らくOLとして働きながらの活動を続けていましたが、2023年に退社し現在はアーティスト一本に。

2024年に待望の1stアルバム「Ordinary」をリリース。自ら主催となってフェスを開催したり、インディーズアーティストとしての活動の仕方について発信したりと、多岐にわたる活動で注目を集めています。

Reichi

「第9回高校生ラップ選手権」での“ちゃんみな”と熱い名勝負で注目を集めた“Reich(レイチ)”。

2018年のメジャーデビュー後も精力的に活動し、ダンサブルな楽曲を中心にヒット曲をリリースし続けています

ライブも多く、場数を踏むことでどんどんスキルを上げていっているこれからが楽しみなラッパーです。

レジェンド枠

才能と影響力のある女性ラッパーの最盛期といえる2024年現在ですが、彼女たちが華々しく活躍している背景には歴史を作ってきた偉大な先人たちがいます。

ここではその中でも特に重要な人に絞って紹介していきます。

RUMI

まず最初に取り上げるのは、90年代から活動をはじめ継続してきたレジェンド“RUMI(ルミ)”です。

彼女の功績をひと言でまとめるなら、初めてシーンの誰もが認めるプロップスを得た女性ラッパーだったということです。

フリースタイルの名手でもあった彼女は、“女性らしさ”を前面に出すのではなく“いちラッパー”としてのスキルで勝負していました。

COMA-CHI

2000年代を引っ張ったのが女性ラッパーが“COMA-CHI(コマチ)”です。

2005年の「B-BOY PARK」MCバトル準優勝、2006年に1stアルバムを発表すると、2007年にはメジャーデビュー。

ラップスキルだけではなく、自身に向けられる性的な視線すら逆手にとってカウンターを喰らわせる“しなやかさ”を”を併せ持っていたのが印象的でした。

今後が期待の女性ラッパー

最後に今後が期待される女性ラッパーを紹介します。

5Leaf

5Leaf (ファイブリーフ)”は広島県呉市出身で、2023年にデビューを飾ったばかりの女性ラッパーです。

TikTokで話題になった1stシングル“Way of Life”に続き、2024年3月にリリースされた2ndシングル“bittersweet”はYouTubeで100万回再生を超えるスマッシュヒットをしています。

ラップが映える個性的な声と幅広い音域を奏でる心地よいフロウが特徴の5Leaf。

この先シーンの中心で活躍することが期待される、抜群のポテンシャルを持つ新星女性ラッパーです。

まとめ

この記事では2024年現在の日本のヒップホップシーンで活躍する「女性ラッパー」について紹介してきました。

ちゃんみな”を女性ラッパーとして紹介するかどうか迷いましたが、ここ数年の音楽性や本人が「ラッパーではなくアーティスト」だと自認しているようなので、外すことにしました。

この他にも違うジャンルの音楽からラップを行うようになった“あっこゴリラ”や“ASOBOiSM”、表現方法としてラップを取り入れる“泉まくら”や“DAOKO”、“hy4_4yh”や““lyrical school ”などのラップアイドルグループ。

大人気の“#KTちゃん”などMCバトルを主戦場に戦う女性ラッパーも大勢います。

世界的な流れを見ても、この先ますます女性ラッパーが台頭していくのは間違いなさそうです。

気になったラッパーがいたら、どんどん曲を聞いていって深掘りしてみてください!

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