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【2024年最新】歴代ラップスタア誕生に出場した人気ラッパー20名を紹介!

2017年より「ABEMA」にて配信されている「ラップスタア誕生」というラッパーオーディション番組。

回を重ねるごとに注目度を増し、もはやいち番組という枠を超えたヒップホップ界にとって重要なコンテンツとなりました。

ヒップホップ人気の加熱とともに番組出場者も激増し、「ラップスタア2024」では5785人という驚くべき数に。

Season(年)優勝者応募者数(人)
1(2017)DAIA228
2(2018)Leon Fanourakis291
3(2019)¥ellow Bucks303
2020ralph1416
2021eyden2546
2023ShowyVICTOR 3457
2024Kohjiya5785

“Bonbero”や“Kaneee”などこの番組でインパクトを残し売れた人もいれば、“Yvng Patra”や“Watson”など動画審査で敗退するもその後の活動でブレイクし人気ラッパーになった人もいました。

この記事ではそんな歴代「ラップスタア誕生」に出場した人気ラッパーについて紹介したいと思います。

この記事でわかること

  • 過去7回の「ラップスタア誕生」に出場した人気ラッパー
  • どんなパフォーマンスをしてどこまで勝ち進んだのか
  • 動画審査で落とされるも、のちにブレイクしたラッパー
  • 番組出場後のキャリアについて

ABEMAプレミアムでは「ラップスタア誕生」や人気ラッパーのLIVEやドキュメンタリーを配信しています。ヒップホップ好きの方はぜひチェックしてみて下さい。

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Season 1〜3(2017〜2019)

この時期は応募者数も228名、291名、303名と少なく、番組の影響力もあまり無かったのでそれほどビックネームは出場していません。

優勝した“Leon Fanourakis”と“¥ellow Bucks”以外だと、Season1のファイナルに残ったTohji”と“WILYWNKA、Season3のファイナルに残ったSANTAWORLDVIEWくらいしかいませんでした。

2020

“ralph”が優勝した2020では、応募者が303名→1416名といっきに増えました。

参加者が増えたこともあり、この回からすでに名のあるラッパーも参戦しだしました。

SATORU

ラッパーとしてだけでなく、今では「ブレイキングダウン」の出場者としても有名な“SATORU”。

実は少年院を出たあとにSeason1にも応募していましたが、予選で敗退

失望して一度はラップをやめてしまいましたが、2度目の逮捕の出所後に復帰。

そこで出した“MAKA”がバイラルヒットし注目の存在に

1stアルバムには、審査員をつとめた“SEEDA”を客演で呼ぶなど勢いにのった状況で再度ラップスタアに応募。

4thステージの8人まで残るなど健闘しましたが、惜しくも敗退しました。

Fuma no KTR

MCバトルで人気の“Fuma no KTR”も2020年に応募していました。

第14回高校生ラップ選手権でベスト4、15回大会で準優勝、16回大会でベスト8の結果を残し、「フリースタイルダンジョン」のスピン企画「ハイスクールダンジョン」の初代ラスボスをつとめるなど、すでに全国的にも有名な存在でした。

ラップスタアへの応募は、奥さんの出産のために北海道に移った時期だったようです。

審査員からも知られる注目の存在でしたが、2ndステージの30人に選ばれたところで敗退しました

T-STONE

Tiktokでバズった“Let's Get Eat”などの楽曲で知られる“T-STONE”も2020年に挑戦したラッパーです。

ラップスタア応募時は「UMB 2017~2019」徳島大会での3年連続優勝、「フリースタイルダンジョン」出演などバトルMCとして有名で、音源でもプロップスを高めはじめているタイミングでした。

審査員の“HUNGER”や“伊藤雄介”などからは高評価を受けましたが、2ndステージの30名の段階で敗退しました。

HARDY

高校生ラップ選手権に6回出場し、第14回には優勝も果たしたことで知られる“HARDY”も2020年に挑戦したひとりです。

審査員の“ANARCHY”からは好意的な評価を受けましたが、他の審査員からは今ひとつ決め手にかけるとの厳しい評価を受け、2ndステージで姿を消しました。

Sadajyo

のちに「ラップスタア誕生2023」でTOP10に選ばれた“Sadajyo”も2020年に挑戦し、2ndステージで姿を消したひとりでした。

2021

eyden”が優勝した2021は応募者が1416名→2546名となり、優勝した“eyden”を含め歴代もっともタレントが集まったハイレベルな勝負でした。

Bonbero

今やシーンの中心で活躍する“Bonbero”もラップスタアで一気に名をあげたラッパーです。

審査員一同をうならせたスキルフルなラップを武器に3rdステージの10人まで残りましたが、「曲として一本調子であり、もっとフックなどの色んな展開が欲しかった」との厳しい評価を下され惜しくも敗退しました。

CYBER RUI

2021のステージ前半でもっとも高い評価を受けたのが“CYBER RUI”でした。

2ndステージ、3rdステージを共に予選TOPで通過、4thステージでは経験の少なさから1度は敗退しますが、ポテンシャルを買われ敗者復活の1枠に選ばれファイナルまで進出しました。

Fuji Taito

審査員をつとめた“AKLO”の楽曲に客演で参加するなど、応募者の中でもはじめから注目度の高かった“Fuji Taito”。

鬼気せまるパフォーマンスで順調に勝ち進むと、4thステージで“Skkai”とラップスタア史上でも屈指の“名勝負”と言われる戦いを繰りひろげました。

結果優勝こそ逃しましたが、4thステージで披露した“Crayon”をビートを制作した“ZOT on the WAVE”プロデュースのもとリリース。

これが2022年最大のヒット曲となり一気にスターダムにのし上がりました。

Skkai

Skkai”もラップスタア誕生2021で強烈なインパクトを残し一気に名をあげたラッパーです。

2年連続のヒップホップフェス「POP YOURS」への出演、4都市をめぐるツアーを成功させるなど活躍し、今やシーンの一角をになうアーティストになりました。

Yvng Patra

“Tier 1”や“MONEY LOVE RESPECT”、“Hood star”など数々のスマッシュヒットを飛ばす新潟出身のラッパーYvng Patra”も2021に応募したひとりです。

残念ながら動画審査で落ちてしまいましたが、その後の活動で名をあげ今や人気ラッパーとなり、「POP YOURS」にも2年連続で出演を果たしました。

Watson

「ラップスタア」に挑戦したあとに最も飛躍したラッパーといえば“Watsonでしょう。

説明不要の大人気ラッパーWatsonも「ラップスタア誕生2021」に応募しましたが、動画審査の段階で落ちてしまいました

その後それをバネに精力的に曲を発表し続け、2022年5月に人気YouTubeチャンネル「03- Performance」から出た“reoccurring dream”のパフォーマンス動画がバズり、一気に若手注目株となりました。

合わせて読みたい→ 【徹底解説】03- Performanceとはどんなチャンネル?読み方は?

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2023

ShowyVICTOR”が優勝した2023は、応募者は2546名→3457名に。

いいところまで勝ち残ったメンバーの中で、1番目立つ活躍をしているのは“7”でしょうか(2024年3月現在)

大きく跳ねたラッパーは2021に比べると少ない印象ですが、はやい段階で敗退したラッパーもふくめた応募者全体のメンツは過去一豪華なものでした。

ここではそんなラッパーたちを紹介していきます。

999dobby

2024年2月に「DEPRESSION」という恐るべき完成度のアルバムをリリースして話題になった“999dobby”。

函館出身の18歳のラッパーは若干16歳の時にラップスタアに応募し、「AREA TRIAL」ステージで敗退してしまいましたが、審査員一同を圧倒するような強烈なパフォーマンスを披露しました。

Young zetton

“Drill”ビートを乗りこなした数々の楽曲で高い知名度をほこる“Young zetton

元からその高い実力を審査員からも評価されていましたが、選んだビートとの相性も影響してか「SELECTION CYPHER」ステージで敗退してしまいました。

Kaneee

“7”と並び2023でもっとも飛躍したのは“Kaneee”でしょう。

「AREA TRIAL」ステージで審査員一同から絶賛されるも、次の「SELECTION CYPHER」ステージで惜しくも姿を消しました。

しかし2023年4月にラップスタアで使ったビートを作った“STUTS”から連絡を受け、“Canvas”を制作。

5月には「POP YOURS2023」のステージに立ちました。

「ラップスタア誕生」に出ればこんなミラクルも起こせる。

2024年に5785名というおどろくべき応募者数が来たのも、こういったものを見せつけられた影響が大きいのでしょう。

Lil Soft Tennis

ジャンルレスな音楽性をもつアーティスト“Lil Soft Tennis”も2023年にラップスタアに挑戦したひとりです。

彼らしいパフォーマンスを披露して審査員からも一定の評価はうけましたが、残念ながら「AREA TRIAL」ステージで敗退しました。

JAKEN

“Seaside Flow”のバイラルヒットで一躍有名になった広島出身のラッパー“JAKEN”も、2023年にラップスタアに応募していました。

“Lil Soft Tennis”と同じく「POP YOURS2024」の〈NEW COMER SHOT LIVE〉にも選ばれた“JAKEN”ですが、動画審査の段階で敗退してしまったようです。

が、その後の2023年5月に「 03- Performance」から出た“Seaside Flow”のパフォーマンス動画が300万再生の大ヒット!

ラップスタア敗退の悔しさを乗りこえ人気ラッパーになりました。

STACK THE PINK

“YOUNG STAR (feat.JETG)”などの楽曲や MCバトルでの活躍で知られる若手ラッパー“STACK THE PINK”も2023年に応募しました。

得意の高速ラップを披露しましたが、残念ながら動画審査には通りませんでした

NARIMIMI

奈良出身の知る人ぞ知るラッパーだった“NARIMIMI”も「ラップスタア誕生2023」で注目度をあげ活躍しているラッパーです。

惜しくも「SELECTION CYPHER」ステージで敗退しましたが、のちにビートの制作者“Big Papito”プロデュースのもと“Get High”をリリース。

番組中で受けたR指定のアドバイスも取りいれ完成度の高い楽曲へと仕上げました。

G-HOPE

3度高校生ラップ選手権に出場し、2018年の第13回大会でみごと優勝を果たした“G-HOPE”も2023年に応募していました。

が、残念ながら動画審査を通過することができず敗退したようです。

valknee

 長いキャリアを積んできてすでに広く知られた女性ラッパー“valknee”も2023年にエントリー。

「AREA TRIAL」でも「SELECTION CYPHER」でも審査員一同から確かなスキルと個性を評価されましたが、惜しくも10人に残ることが出来ず敗退しました。

敗退後すぐに「AREA TRIAL」で受けたアドバイスを生かし“WHITE DOWN JKT”をリリース。

転んでもただでは起きない、貪欲で前向きな姿勢が印象的でした。

MAX

最後にもうひとり取りあげる女性ラッパー“MAX

「SELECTION CYPHER」ステージまで残りましたが、全編英語のリリックがあだになり敗退。

のちに“ Itaq”や“valknee”らと撮ったYoutube動画で、そのあたりの反省を述べていました。

2023年のそこからはスタイルを一新して曲を精力的にリリースし、これからの活動を期待させるラッパーになりました。

2024

番組名を「ラップスタア誕生」から「ラップスタア」と改めてのぞんだ2024。

“Kohjiya”が優勝したこの年は5785名というとんでもない数の応募者が集まりました。

応募者数と比例し、その顔ぶれも過去最高レベルのハイレベルな勝負になりました。あまりにも数が多すぎるので、主に動画審査で敗退した中から何名かにしぼって紹介します。

18stop

「ラップスタア2024」に挑戦した人気ラッパーのひとり目は、大阪を拠点に活動する“18stop”です。

盟友“P-free”とともに大型フェスに招待されるなど、既に名が知れわたった彼ですが、結果は応募動画審査で落選

彼のような“もう売れている応募者をどう扱うか”という論点が生まれたのも、2024年ならではの出来事でした。

Kaleido

5MCによるヒップホップ・コレクティブ“Sound’s Deli”に所属するラッパー“Kaleido”。

グループとして「POP YOURS」や「FUJI ROCK Festival」などの大型フェスに参加してきた名の知れたラッパーの彼も「ラップスタア2024」に挑戦しました。

一部では優勝候補などと期待されていましたが、残念ながら動画審査で敗退となりました。

18scott

神奈川県藤沢市を拠点に活動するラッパー“18scott”も「ラップスタア2024」に応募しました。

ソロラッパーとして数々の作品をリリースし、シーンから高い評価を受ける彼も動画審査での敗退となりました。

敗退後もニューアルバムをリリースするなど変わらず精力的な活動をつづけています。

Authority

「BATTLE SUMMIT」優勝など、MCバトルで広く名の知れた人気ラッパー“Authority”も「ラップスタア2024」に挑んだ一人でした。

応募動画は公開されていませんが、残念ながら動画審査での敗退となりました。

過去にもMCバトルで人気を得たラッパーが何人も挑戦していますが、なかなか良い結果を得られていないのが現状となっています。

lj

姫路を拠点に活動するクルー“MaisonDe(メゾンド)”に所属する期待の若手ラッパー“lj”。

ソロとしても多くの人気ラッパーと曲をリリースするなど、これからさらに飛躍が期待される彼も「ラップスタア2024」に挑戦しました。

惜しくもサイファーステージで敗退しましたが、9月には優勝したKohjiyaとともにミニアルバム「New Starz Swag」をリリースするなど精力的に活動をつづけています。

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まとめ

この記事では、歴代の「ラップスタア誕生」に挑んだことのあるラッパーについて紹介しました。

番組の影響力の高さとラッパー人口の増加から、今後も才能のあるラッパーがどんどん応募していきそうですね!

今後も「ラップスタア」が開催されるたびに随時更新していこうと思います。

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