広島のストリートからのし上がり、一躍人気ラッパーの仲間入りを果たしたJAKEN(ジャケン)。
“Seaside Flow”のヒットで頭角を現すと、百足&韻マンとのコラボ曲でも広く知られるようになりました。
この記事では、そんなラッパーJAKENのプロフィールや特徴、これまでの経歴や人気曲について紹介していきます。
JAKENについて深く知りたい方はぜひチェックしてみて下さい!
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目次
JAKENとは
アーティスト名 | JAKEN |
本名 | 非公表 |
出身地 | 広島県廿日市市 |
年齢 | 22歳(2003年2月生まれ) |
所属レーベル | - |
JAKENは2003年生まれ、広島県廿日市(はつかいちし)出身のラッパーです。
2023年に人気YouTubeチャンネル「03- Performance」から出た“Seaside Flow”のヒットで広く知られるようになると、それ以降もヒット曲を次々とリリースして人気ラッパーの仲間入りを果たしました。
売れて以降も広島での活動にこだわり、地元につくったスタジオを拠点に精力的に活動しています。
名前の由来
アーティスト名の「JAKEN」は、広島弁で「〜だから」という意味の「じゃけん」から付けられました。
地元広島をレペゼンする彼らしい名前ですね。
ラップスタイル
少しかすれた高音ボイスで歌われるメロディアスなフロウが特徴のJAKEN。
Watsonから影響を受けたという、パンチラインが詰まった歌詞も特徴的です。
1小節ごとにしっかり振って落とし、意外なワードプレイでリスナーの耳を引きつける。
ユーモアたっぷりで笑えるようなラインがあったかと思えば、時に内省的な部分も見せ、過去のストリートライフを見事に語るストーリーテーラーぶりです。
地元広島
全国のクラブやさまざまなフェスからのオファーが殺到しているという、現在のJAKEN。
そんな状況になっても、あくまで地元広島に留まり活動していくことを大切にしています。
歌詞でも頻繁に“広島”や“Seaside”というワードを使っています。
広島に拠点となる自身のスタジオを作り、フッドスターとして全国に発信していく。JAKENはそんなこだわりを持っているラッパーです。
これまでのキャリア

ラップを始めるまで
JAKENがラップに興味を持ったのは、中学2年の時。「高校生ラップ選手権」で知ったBADHOPの“Life Style”を聴いたのがきっかけでした。
特にYZERRが好きで影響を受けてきたと言っています。
以降リスナーとしてヒップホップを聴いてはいましたが、友達と集まってフリースタイルをするくらいでした。
大阪時代(一二三屋)

JAKENは2021年の春、18歳の時に大阪に移り住み、韻踏合組合のHIDADDYのお店として有名な「一二三屋」にお世話になることにしました。
また当時はJAKENではなく「Jaken G」というアーティスト名で活動していました。
春から「一二三屋」のスタッフとして働くことになった彼は、HIDADDYらの協力を得て、7月には早くも2曲連続リリース。
今とはかなりスタイルが違いますが、この時点でしっかりとしたスキルを持っていたことがわかります。
いつからラップを始めたのか定かではありませんが、地元にいた時からかなり経験を積んでいたことが伺えます。
@hifumiya.1238 一二三屋staffのJacken g広島から大阪に来て、一緒にラップやってます。皆さんチェックよろしくお願いします🤲来てる服は一二三屋のパーカーです🙏#一二三屋#jackeng#ジャケンジー ♬ オリジナル楽曲 - 一二三屋
今の坊主頭ではなく、こんな髪型をしている時期もありました。
2022年12月には「ラップスタア誕生 2023」に応募するも一時審査で落選。
Jaken/東京都/20歳#ラップスタア誕生
— ラップスタア (@rapstar_jp) December 20, 2022
応募総数過去最多!
3457人の中から #応募動画ピックアップ pic.twitter.com/ktLDnwN87p
そして2023年5月に「03- Performance」で披露した“Seaside Flow” で一気にブレイク。
「03- Performance」の運営者であり、“Seaside Flow”のビートも手がけた「Rommy Montana」氏は取材でこんなふうに振り返っています。
——03- Performanceのビデオは次々に再生数を伸ばしていますが、Rommyさんが特に思い入れのあるものはありますか?
JAKENの「Seaside Flow」です。実はこれ、完全に狙いにいったやつなんですよ。Watsonの「reoccurring dream」は正直あんなに再生されると思ってなかったんですけど、JAKENのは狙いにいきました。絶対100万再生いこうっていうことで、ビートも自分が手がけてるし、そういった意味ではかなり思い入れがあります。
Rommy Montana インタビュー
次世代のラッパーを次々とスターにのし上げた「03- Performance」の選定基準は、知名度よりとにかく“イケてるかどうか”と語るRommy Montana氏。
それまで知名度の低かったJAKENを起用し、その上100万回再生を狙いにいったのは、JAKENのラッパーとしてのポテンシャルを相当買っていたのでしょう。
その後つぎつぎとヒット曲を発表し、2024年6月に待望の1stアルバム「PUSHIN J」をリリースしました。
おすすめ曲
Seaside Flow
もうすでに何度も触れましたが、JAKENを語る上でこの曲を外すわけにはいかないでしょう。
JAKENの転機となったヒット曲です。
地元廿日市のSeaside(海辺)で撮られたMVも印象的ですね。
OMAE(feat.百足&韻マン)
これまでに何度もタッグを組んできた百足&韻マンとの大ヒット曲。
成功して稼げるようになっても、大切なのはあくまでも“お前”だけだというラブソング。
JAKENの心地良いフックがたまりませんね。
DONZOKO
「大嫌いなもやしすらも美味しいって思った どうしようもない時」
「風邪引いてもないのに飲む薬 払えないネトフリの月額費」
「ドンキの壁に描いたおっぱいまんこ 今はiPhoneで商売繁盛」
パンチラインの連打、意外なワードプレイ、挙げればキリがありません。
高音で歌いあげるフロウも非常に魅力的ですね。
STREET PAIN
これまでのテイストとは違い、ダンサブルなトラックにのせた、アッパーでひたすら楽しい1曲。
ただでさえ詰めに詰め込まれたリリックを、このアップテンポでかましまくる。
ライブで盛り上がりそうな、JAKENならではのパーティーチューンです。
White Tee
大阪の人気ラッパー“18stop”との一曲。
おふざけ感ゼロのJAKENのリリックが印象的。
共に歌心のあるJAKENと18stop。シリアス目なテーマを扱いつつも、心地よいバランスの曲になっています。

まとめ
この記事ではラッパーのJAKENについて紹介してきました。
これからどこまでシーンを駆け上がって行くのでしょうか、楽しみに追っていきたいと思います。