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ラッパーTEN'S UNIQUEのプロフィールや経歴、人気曲まで紹介!

誰もが共感できる何気ない日常を歌った楽曲で人気のラッパー、“TEN'S UNIQUE”。

TEN'S UNIQUEの読み方は、“テンズユニーク”と読みます。

聞き心地の良いメロディアスなフロウと、ポジティブなメッセージがリスナーの心をとらえ一気に人気となりました。

また、レゲエと祭りの街“岸和田”で育んだ感性とヒップホップを融合したような独自の音楽性も特徴的です。

この記事では、そんな人気ラッパーTEN'S UNIQUE(テンズユニーク)について紹介します。

プロフィール

アーティスト名TEN'S UNIQUE(テンズユニーク)
本名吉田天
生年月日(年齢)2000年3月15日生まれ(24歳)
出身地大阪府岸和田市
所属クルーG.B.C CAMP
所属レーベルBONSAI RECORD
TEN'S UNIQUEのプロフィール

TEN'S UNIQUEは2000年生まれ大阪府岸和田市出身のラッパーです。

2019年12月に1st EP「Won't Be Long」をリリースし高評価を得て以来、これまで(2024年現在)にソロアーティストとして4枚のアルバムをリリース。

また、所属しているクルー“G.B.C CAMP”のメンバーとしても4枚のアルバムをリリースしています。

出身地

TEN'S UNIQUEが生まれ育ったのは、大阪府岸和田市です。大阪のなかでも南に位置する“泉州エリア”と呼ばれる地域ですね。

岸和田市は毎年秋におこなわる伝統行事「岸和田だんじり祭」が全国でも有名な町ですね。

重さ4トンにものぼる“だんじり”が交差点を全速力で曲がる「やりまわし」の映像をよくニュース映像でも見ますよね。

レゲエが人気の大阪の中でも特に盛んな泉州地区にある岸和田市。街中のさまざまな所からレゲエが流れてくるこの街からは、数えきれないほど多くのレゲエアーティストを輩出しています。

TEN'S UNIQUEも幼少期からレゲエの影響を強く受けてきました。くわしくは特徴の項目で解説します。

名前の由来

TEN'S UNIQUE(テンズユニーク)という一見グループ名と間違えるような変わったアーティスト名。この名前は2つの由来からきています。

  • 本名の「天(てん)」を複数形にして、“1人じゃない”と意味を込めた《TEN’s》
  • アメリカのラッパー「Q-unique(キューユニーク)」から影響を受け付けた《UNIQUE》

この2つを合わせて“TEN'S UNIQUE(テンズユニーク)”と名づけました。

“Q-Unique”は「THE ARSONISTS」というグループに所属するニューヨーク出身のベテランラッパーで、“ブーンバップ”スタイルの楽曲で知られています。

所属クルー

TEN'S UNIQUEは“G.B.C CAMP(ギービーシーキャンプ)”というクルーに所属しています。

G.B.C CAMPは岸和田を拠点に活動するMC5人組のクルーです。

G.B.C CAMPはGENOCIDE(ジェノサイド)、BASE HEZZ(ベースヘッズ)、CHUPA CHAPS(チュッパチャップス)という3つのグループから集ったメンバーで構成されていて、それぞれの頭文字をとってG.B.C CAMPと名づけられました。

  • GENOCIDE-年長者で構成されたグループ。クルーのリーダーでもある1LAW(ワンロウ)、JAMS ONE (ジャムズワン) , BEAR B(ベアビー)が所属。
  • BASE HEZZ-真ん中の世代が集まってるグループ。KAYA(カヤ)が所属。
  • CHUPA CHAPS-一番年下が集まっているグループ。“TEN'S UNIQUE”はこちらに所属しています。

毎年兵庫県佐用町の山奥にあるコテージをラボとして制作合宿をおこない、アルバムをリリースしています。

 「G.B.C CAMP 〇〇 in SAYO」というアルバム名(〇〇には年数が入ります)はここから名づけられました。

2020年に発表した“REAL LOVE”がバイラルヒットするなど、非常に人気のあるクルーとして知られています。

ちなみにこの曲はアーロン・ネヴィルというR&Bシンガーの名曲“Even if my heart would break”をネタ元としてサンプリングしています。

音楽性を形成した岸和田のカルチャー

TEN'S UNIQUEが生まれ育った南大阪に位置する泉州地域は、昔から“音楽が盛んなエリア”として知れているところです。

特にヒップホップとレゲエのカルチャーが根付いていて、有名アーティストを多数輩出しています。

幼少期から爆音でレゲエが流れるような家庭、地域で育ち、音楽に囲まれながら育ったそうです。

父親がレゲエとヒップホップが好きだったこともあり、自宅にはターンテーブルがありました。小3の時にそのターンテーブルに興味を持った彼は、父親の後輩のDJにターンテーブルの使い方を教えてもらいました。

また、“祭りの町”でもある岸和田市。

秋に行われる「岸和田だんじり祭り」の稽古での太鼓の音が、年中響きわたるような環境でした。

太鼓の音のテンポが、やたらレゲエやHIPHOPを感じるねんな。だから泉州のヤツらはリズムが独特で」と語っています。

本格的に音楽を始めたのは、中学1年生の時

父親の知り合いがたくさんいた“Rise up family”というクルーに所属。ここでフリースタイラップや、DJなどを学びました。

TEN'S UNIQUEの作る音楽がレゲエやヒップホップ、そのほかにも多彩なサウンドが混じり合い、独特なリズムを持っているのもこういった環境から受けた影響が大きいのでしょう。

3つの特徴・魅力

TEN'S UNIQUEの作る音楽がここまで多くの人を惹きつけるのは何故でしょうか?

その点を大きく3つに分けて紹介したいと思います。

特徴①メロディアスで心地の良いフロウ

普段ヒップホップをあまり聞かない人でもハマってしまう彼の楽曲。

“レゲエのボーカル”のようなゆったりとしていて、メロディアスな歌い方が特徴的なTEN'S UNIQUEのフロウ。

心地良く思わず体を揺らしたくなるような彼のフロウは、レゲエを浴びるようにして聞いてきたが環境が色濃く反映されています。

特徴②誰もが共感できる歌詞

TEN'S UNIQUEの曲の歌詞は、誰もが日常で経験する身近なトピックをありのままにつづったもの

その切実な思いをありのままに語られた歌詞に共感する人も多いでしょう。

最も影響を受けたアーティストだとというボブ・マーリーの曲の、BGMとしても使えるし、真剣に人の心も打てるという両面性に惹かれたというTEN'S UNIQUE。

ボブ・マーリーをただただ聴くっていうのは絶対にできへんすね。リリック調べたり、意味わかって聴かないと。」と語る彼の歌詞もまた、音の響きとしての気持ちよさと共に、じっくり意味を理解するとまたさらなる感動が深まるという味わい深いものとなっています。

俺がして欲しいのは、言葉を読むんじゃなくて理解。そこは結構でかいですね。集中することをしてほしいです。」と語っています。

自身で制作したビート

自分一人で歌う曲のほとんどのビートは自ら制作したものだと語るTEN'S UNIQUE。

自身の楽曲のほとんどは、本人が実際にベースやギターを使ってメイクしたビートを使用しているとのことです。

ビート制作風景

90’sのような“ブーンバップ”が多く、どこか懐かしさを感じるTEN'S UNIQUEの作るビート。

そこに日常を切り取った風景をゆったりとメロディアスに歌うTEN'S UNIQUEの声がのっかることで、彼独特の心地良い楽曲が完成します。

人気曲

FALL IN LOVE

3rdアルバム「Yin & yang」に収録。

誰もが共感する日常のテーマをゆったりと心地良いメロディと共に歌いあげる。

TEN'S UNIQUEの魅力が詰まった、大人気のラブソングです。

EXPLAIN

2nd アルバム「KAMISAMA」に収録。

声、ビート、フロウ全てが合わさって最高にChillな雰囲気がたまらない1曲。

どこか懐かしさを感じる点も、TEN'S UNIQUEならではの魅力です。

Won't Be Long

2019年に初のリリースとなった1st EP「Won't Be Long」収録のタイトル曲。

“夢や目標が叶うまであと少しだからガンバレ”という前向きなメッセージが心に響く1曲。

温かな岸和田の町並みと仲間達が写ったMVからも、TEN'S UNIQUEを育んできたバックボーンがうかがい知れます。

TEN'S UNIQUE, RiH & 1LAW - SHAKE YOUR HEAD

新しめのものからも1曲紹介。

2024年にリリースした、「G.B.C CAMP」のリーダーである“1LAW(ワンロウ)”と、女性2人組ユニット「妖艶金魚」のシンガーである“RiH(リー)”と共に制作したEP「Shake your head」のタイトル曲。

曲名通り思わず頭を振ってしまうようなTEN'S UNIQUEのラップを含め、三者三様の異なる持ち味が光る1曲です。

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まとめ

この記事ではラッパーのTEN'S UNIQUEについて紹介しました。

唯一無二の個性を持つラッパーとして、これからも活躍しつづける彼の活動が楽しみです!

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