当ページのリンクには広告が含まれています。 ヒップホップ

ラップスタア2025とは?ここまでの結果や通過者、審査員まで徹底解説

  • 「ラップスタア2025」ってどんな番組?
  • 審査員・ビートメイカーについて知りたい(OMSBって誰?Homunculu$って何者?)
  • ここまでの結果・通過者を確認したい(ネタバレあり)
  • ABEMAプレミアム加入者だけが見れる「限定コンテンツ」の中身

動画配信サービス「ABEMA」にて2017年にスタートし、今年で8度目の開催となるラッパーオーディション番組「ラップスタア」。

2023年までは「ラップスタア誕生」、2024年より「ラップスタア」に番組名が変わりました。

「次世代ラッパーの発掘」という番組コンセプトのもと、優勝者には賞金300万円が贈られます。

これまでに数々の人気ラッパーを輩出。前回優勝者の“Kohjiya”もすっかりシーンの中心メンバーとして定着しましたね。

Season(年)優勝者応募者数(人)
1(2017)DAIA228
2(2018)Leon Fanourakis291
3(2019)¥ellow Bucks303
2020ralph1416
2021eyden2546
2023ShowyVICTOR 3457
2024Kohijya5785
2025???6780
歴代ラップスタアの概要

日本のヒップホップシーンの盛り上がりとともに年々応募者が増加。今年も過去最多を更新し、6780名もの応募がありました。

前回大会の“TOKYO世界”のような「未知の才能」との出会いも、この番組の大きな魅力ですよね。きっと今回も「無名のダークホース」が番組を盛りあげてくれるでしょう。

この記事ではそんな「ラップスタア2025」について紹介していきます。リアルタイムで更新していくので、途中経過の確認にも使ってください(ネタバレ注意)

\ お得な月額¥580の新プラン登場!/

ABEMAでラップスタアを見る

歴代ラップスタアも見放題

「ラップスタア2025」の概要

「ラップスタア2025」とは

「ラップスタア」とは、動画配信サービス「ABEMA」が“次世代のラッパーの発掘”をコンセプトとし、2017年より毎年制作しているラッパーオーディション番組です。

番組のオーガナイザーもつとめる、ラッパー/プロデューサー/実業家のRYOZOの企画により番組がスタート。

番組応募者は6つの課題ビートのなかから1つを選択し、自身を投影したリリックを乗せたパフォーマンス動画を投稿。

動画審査通過者にはその後も何段階ものステージが用意され、みごと勝ち抜いた1名に優勝賞金300万円が贈られます。

「ラップスタア2025」の放送日時・見逃し配信について

2025年9月20日より「ABEMA」にて毎週土曜日22:00〜放送(60分番組)。

放送終了後、ABEMA公式サイトにて「SELECTION CYPHER」ステージ(#1〜#3)までは無料で視聴可能です。「HOOD STAGE」(#4〜)以降は、ABEMAプレミアム会員(有料)のみ視聴することができます。

「ABEMAプレミアム」に加入すると、歴代ラップスタア(2024,2023,2021)の試聴、「ラップスタア2025」のプレミアム会員限定コンテンツも視聴可能になります。

また、YouTubeの「ABEMA HIPHOP」公式チャンネルにて「HOOD STAGE」(#4〜)以降の一部が配信されますが、全編視聴することはできません。

ABEMAプレミアムでラップスタアを見る

「ラップスタア2025」の審査を行うステージ

「ラップスタア」で行われる段階的な審査プロセスはその年によって異なります。

「ラップスタア2025」では6段階のステージが用意されました。

「ラップスタア2025」より引用

 

動画審査(1stステージ)6780人→132人 6つの課題ビートの中から1つを選びパフォーマンス動画を投稿 ※審査は有識者が行う(ヒップホップメディア関係者など)

MIC TRYOUT(2ndステージ)132人→40人 応募曲をカメラの前で実演 6人の審査員が1stステージ、2ndステージの動画を見て総合的に評価。上位のラッパーに投票し、合計点の高かった40人が3rdステージへ

SELECTION CYPHER(3rdステージ)40人→12人 5人ずつ8グループに分け(A〜Hグループ)順番にパフォーマンスを行う 審査員が上位のラッパーに投票し、合計点の高かった12人が4thステージへ

HOOD STAGE(4thステージ)12人→8人 各ラッパーの地元(フッド)を訪れ、生い立ちや音楽活動のルーツ、普段の生活や人間関係にカメラが密着 新たなビートを使った新曲を披露し、その合計点の高かった8人が5thステージへ

RAPSTAR CAMP(5thステージ)8人→5人 8人が共同生活をしながら制限時間内に新曲を制作し、1 vs 1形式のバトルを行う 勝者4名と敗者復活投票で選ばれた1名がFINALSへ

FINALS 番組主催のヒップホップフェス「STARZ」内で観客を前にしてパフォーマンスを披露 パフォーマンス部門と楽曲部門ごとに採点し、合計点で優勝者を決定(↓2024の結果)

「ラップスタア2024」より

FINALSをフェス内で行うのは、「ラップスタア2024」から始まった試みです。昨年は「幕張メッセ国際展示場」で行いましたが、今年は2025/12/13(土)に「京王アリーナTOKYO」にて開催します。

「ラップスタア2025」の司会進行

「ラップスタア2025」の司会進行は、お笑いコンビ「ニューヨーク」の屋敷裕政がつとめます。

お笑い芸人が司会をつとめるのは「ラップスタア誕生 Season3」(2018)以来のこと。2020〜2024までは、オーガナイザーのRYOZOが担当していました。

司会者
Season1(2017)若林正恭(オードリー)
Season2(2018)斎藤司(トレンディエンジェル)
Season3(2018)斎藤司(トレンディエンジェル)
2020RYOZO
2021RYOZO
2023RYOZO
2024RYOZO
2025屋敷裕政(ニューヨーク)
歴代ラップスタアの司会者

「ラップスタア2025」の審査員

「ラップスタア2025」の審査を担当するのは、SEEDA、R-指定、ZOT on the WAVE、Benjazzy、kZm、OMSBの6名です。

各々の「ラップスタア」審査員歴と簡単なプロフィールを紹介します。

SEEDA

「ラップスタア」の審査をつとめるのは、今回で歴代最多の7回目(2017,2018,2019,2020,2023,2024,2025)。

SEEDA(シーダ)は1980年生まれ、東京都出身のラッパーです。

ヒップホップグループ「SCARS(スカーズ)」のメンバーとして2000年代前半に台頭し、ソロとしても数々の作品を発表。2025年3月には13年ぶりとなるアルバム「親子星」をリリースしました。

数千人の応募動画すべてをチェックするなど、「ラップスタア」への熱意が非常に高いことで知られています。

R-指定

「ラップスタア」の審査をつとめるのは、今回で4度目(2021,2023,2024,2025)。

R-指定(アールシテイ)は1991年生まれ、大阪府堺市出身のラッパーです。

「Creepy Nuts(クリーピーナッツ)」および「梅田サイファー」のメンバーとして活動。10代の頃よりMCバトルの世界で頭角をあらわし、「Creepy Nuts」のMCとして世界的人気を獲得しました。

「ラップスタア」の審査では高い分析力をいかし、各出場者の歌詞やフロウの細かい部分まで的確に解説。まとめ役として最後にコメントを振られるのが定番となっています。

ZOT on the WAVE

「ラップスタア」の審査をつとめるのは、今回で2度目(2024,2025)。

ZOT on the WAVE(ゾット・オンザ・ウェイブ)は栃木県宇都宮市出身のプロデューサー/ビートメイカーです。年齢は非公表。

2010年代後半以降の日本のヒップホップシーンを代表するプロデューサーとして台頭し、数々のヒット曲を産み出してきました。

「ラップスタア」の審査員唯一のプロデューサーとして、楽曲としての総合的なクオリティを重視するなど、プロデューサーならではの視点が光ります。

Benjazzy

「ラップスタア」の審査をつとめるのは今回が初めて。

Benjazzy(ベンジャジー)は1994年生まれ、神奈川県川崎市出身のラッパーです。ヒップホップ・クルー「BADHOP(バッドホップ)」のメンバーとして2024年2月まで活動。

BADHOP解散後はソロアーティストとして活動し、2024年12月に待望の1stアルバムをリリースしました。

kZm

「ラップスタア」の審査をつとめるのは今回が初めて。

kZm(ケー・ズィー・エム)は1994年生まれ、東京都渋谷区出身のラッパーです。

普段は「カズマ」と呼ばれていますが、正式なアーティスト名は「ケー・ズィー・エム」だとkZm本人が語っています。

ヒップホップ・クルー「kiLLa(キラ)」のリーダーとして音楽活動を開始(のちに脱退)。ソロアーティストとして人気曲を次々とリリースする一方、ヒップホップ・クルー「YENTOWN(イエンタウン)」のメンバーとしても精力的に活動しています。

OMSB

「ラップスタア」の審査をつとめるのは今回が初めて。

OMSB(オー・エム・エス・ビー)は1989年生まれ、神奈川県相模原市出身のラッパー / ビートメイカーです。

kZm同様、OMSBも普段は「オムスビ」と呼ばれています。本人いわく「OMSB(オムスビ)」と読むのも正解だそう。

2010年代前半のシーンに衝撃を与えたヒップホップ・クルー「SIMI LAB(シミラボ)」の中心メンバーとして、精力的に活動。

2012年に1stアルバムをリリースして以降は、主にソロアーティストとして活動。2022年リリースのアルバム「ALONE」が音楽専門誌の年間1位に選ばれるなど、同業者や批評家、コアなヘッズから高い支持を受けるラッパーです。

「ラップスタア2025」の課題ビートを提供したビートメイカー

「ラップスタア2025」の審査で使用されるオリジナルビートを提供したのは、Chaki Zulu、KM、STUTS、Homunculu$、SLICK、Noshという6名のビートメイカーです。

これまでに「ラップスタア」にビートを提供した回数と、簡単なプロフィールを紹介します。

Chaki Zulu

「ラップスタア」にビートを提供するのは、今回で3度目(2018,2024,2025)。

Chaki Zulu(チャキ・ズールー)は静岡県沼津市出身の音楽プロデューサーです。年齢は非公表。ヒップホップ・クルー「YENTOWN(イエン・タウン)」に所属。

「Husky Studio(ハスキー・スタジオ)」というプライベートスタジオを運営。「Awich」や「kZm」のプロデュースで広く知られるようになり、以降多くのラッパーのプロデュースに関わるように。

Husky Studio」や「You’re now connected to Chaki Zulu」というプロデューサータグを使用。ちなみに「Husky Studio」はAwichの娘・トヨミさんの声が使用されています。

プロデューサータグ=曲の冒頭や終わりに入れる「この曲を作ったのはわたしです」と示す決まった音声のこと。他にも「ネームタグ」「シグニチャーサウンド」「サウンドロゴ」など色々な呼び方があります。

KM

「ラップスタア」にビートを提供するのは、今回で3度目(2017,2024,2025)。

KM(ケーエム)は1986年生まれ、東京都出身のプロデューサー/DJです。

10代の頃から東京のクラブを中心に、DJとして幅広いフィールドで活躍。「(sic)boy」や「LEX」のプロデュースで広く知られるようになり、多くのアーティストに楽曲を提供。

i told you 響く beats K to da M」というプロデューサータグを使用。タグの声は故・JJJのものです。

STUTS

「ラップスタア」にビートを提供するのは、今回で3回目(2020,2023,2025)。

STUTS(スタッツ)は1989年生まれ、愛知県名古屋市出身のプロデューサーです。

多くのラッパーをプロデュースする一方、「星野源」や「松たか子」など幅広いジャンルのアーティストを手がけてきました。

また、2023年に「日本武道館公演」を開催するなど、自身も裏方だけではなく“いちアーティスト”として精力的に活動。

STUTS Keep the Groove Going」というプロデューサータグを使用。タグの声はDaichi Yamamotoのものです。

Homunculu$

「ラップスタア」にビートを提供するのは、今回で2度目(2024,2025)。

Homunculu$(ホムンクルス)は和歌山県出身のプロデューサー。年齢は非公表。

「7」や「MIKADO」など和歌山出身のラッパーや、「Jin Dogg」「Watson」などのプロデュースを手がけ頭角をあらわす。とくに2020年頃から日本でも広まったヒップホップの1ジャンルである「Drill(ドリル)」ビートの名手として広く知られるようになりました。

Homunculu$」というプロデューサータグを使用。

SLICK

「ラップスタア」にビートを提供するのは今回が初めて。

SLICK(スリック)は愛知県一宮市出身のDJ / プロデューサーです。

¥ellow Bucksが所属していたクルー「To The Top Gang」との関わりが深く、¥ellow Bucksにもこれまでに多数の楽曲を提供しています。

主に東海エリアのラッパーを中心に手がけてきたプロデューサーです。

Nosh

「ラップスタア」にビートを提供するのは今回が初めて。

Nosh(ノッシュ)は経歴をふくめ多くが謎につつまれているプロデューサーです。

これまでにKID FRESINOやKANDYTOWN、IO、JJJなどのラッパーのプロデュースを手がけ注目されました。

また、2024年12月に自身名義では初となる楽曲「Till I Die feat. C.O.S.A.」をリリースしています。

「ラップスタア2025」の結果・通過者

※放送に合わせて随時更新していきます(ネタバレあり)

ABEMAプレミアム限定コンテンツ

※随時更新していきます。

「ラップスタア2025」のまとめ

-ヒップホップ
-,