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ラッパーTade Dustとは?プロフィールや経歴、人気・おすすめ曲まで紹介!

共に所属する夜猫族のラッパー“Bonbero(ボンベロ)”との楽曲などで広く知られる、ラッパーの“Tade Dust(テイダスト)”

Tade=“蓼(タデ)”という愛称で呼ばれる彼は、確かなラップスキルと等身大のリリック、スッと耳に心地よく入ってくる“良い声”をもつ、若手実力派ラッパーです。

この記事では、そんなラッパーTade Dustについて紹介していきます。

 

Tade Dustとは

プロフィール

アーティスト名Tade Dust
年齢(生年月日)22歳(2002年1月3日生まれ)
出身地千葉県
学歴千葉県立成田国際高校(卒業)
所属レーベル -

“Tade Dust”は2002年生まれで現在22歳の千葉県出身のラッパーです。

Tade Dustの読み方は、“テイダスト”と読みます。

Bonberoやnomaらが所属するヒップホップコレクティブ“夜猫族”のメンバーであり、これまでに多くの作品をリリースし、ライブも精力的に行っています。

5人家族の長男で、両親と弟、歳の離れた妹がいます。

これまでにリリースした作品

リリース年名義作品名
2019Tade Dust & Bonbero (1stEP)Smooth Criminal
2020Tade Dust(1stEP)Smartweed
2021Tade Dust & Bonbero(2ndEP)Rule of Groove
2021Tade Dust(2ndEP)Smartweed 2
2023Tade Dust(3rdEP)Forward March

Tade Dustはこれまでに“ソロ”として3枚のEP、“Tade Dust & Bonbero”として2枚のEPをリリースしています。

これまでのキャリア

ラップを始めたきっかけ

Tade Dustがラップを始めたのは、高校2年の時でした。

となりのクラスだった“TAXON(タクソン)”から「高校生ラップ選手権」や「フリースタイルダンジョン」を勧められ、興味を持った仲間たちと共に、高校の最寄駅だった「京成成田駅」のコンコースにあるベンチにて“サイファー”を始めます。

MCバトルをやったり、輪になってビートを流してラップをしたりと、あくまで“遊びの延長”というノリだったそうです。

ある日八千代市にもサイファーがあると聞きつけたTade Dustらが乗りこんだ先にいたのが、“Bonbero”でした。

そこで会った自分たちとは別次元のスキルをもったBonberoのラップに刺激を受け、Tade Dustもしだいにラップにのめり込むようになりました。

Tade Dustは「Bonberoは絶対的にラップが上手い人。最初から上手かった」とBonberoについて語っています。

高校卒業〜夜猫族加入まで

「ラッパーとして生きていきたい」と考えていたTade Dustは、高校卒業後、アルバイトをしながら楽曲制作を行う日々を送ります。

進学校だった母校の同級生の中で、進路未確定だったのはTade Dustひとりだったそうです。

そんな日々を送るなか、ある日SoundCloudにあげていたBonberoとの楽曲を聞いた夜猫族の“ZakiMichel(ザキミケーレ)”から連絡をもらい、その流れでBonberoと共に夜猫属に加入することになりました。

夜猫族のメンバーの中でも、ZakiMichelのことは「敬語などの礼儀を全部教えてくれたお兄ちゃん的な存在」だと語っています。

〜現在まで

 2021年12月、釈迦坊主がプロデュースをつとめた「Red Bull RASEN」にYvng Patra、Kaleido、SATORUと共に参加。

2022年10月、“Tade Dust - Life Goes On feat. Bonbero”が短期間で100万回再生を超えるスマッシュヒット。

2023年2月〜始まった「ラップスタア2023」に応募。応募者3457名のなか見事勝ちすすみ、上位8名のCAMPステージまで進出し、大きなインパクトを残す。

2023年5月、Yvng Patraの楽曲“MONEY LOVE RESPECT”に客演参加。現在までに150万回再生を超えるヒットソングとなる。

2024年5月、国際的に活躍する韓国のラッパー“BLASÉ”のミニアルバム「Debugging」の収録曲「Track Suit」に客演参加。WWW Xにて行われた単独公演のオープニングアクトとして出演。

ラップのスタイル

Tade Dustのラッパーとしての大きな魅力は、“声”です。

クールでハスキーな声からくり出されるラップは非常に聞き取りやすく、スッと入ってくるような耳ごごちの良さがあります。

もうひとつの魅力は、スキルフルなラップから生み出される“グルーヴ感”です。

ビートに合わせて配置されたライミングによってグルーヴを生む。このラップの醍醐味ともいえるスキルに長けていて、彼のラップを聞いていると自然と首を振ってしまうのです。

夜猫族のメンバーによると、Tade Dustは“直感”でグルーヴが生まれるところに正確に韻を置くセンスがあるそうです。

特にBPMが速めのビートとの相性が良く、近年リリースが多くなっているdrillビートの楽曲で魅力がさらに引き出されています。

影響を受けたアーティスト

UKラップ好きとして知られるTade Dust。

“AJトレーシー”をきっかけにUKラップにハマり、それ以降ずっとシーンを追い続けていると語る彼が、最も影響を受けているラッパーが“セントラルシー”です。

“UKラップの革命児”とも呼ばれ世界的な人気を誇る彼は、その抜群のルックスやファッションにも注目が集まるラッパーです。

Tade Dustもラップスキルやリリックだけではなく、彼の成り上がり方やファッションにも惹かれていて、目指すべきロールモデルだと発言しています。

ラップのフロウやファッション、MVなど至るところに影響が感じられる、現在のTade Dustを形成する上でもっとも重要な人物です。

彼女は誰?

プライベートなことですが、Tade Dust自身が公言していることなので、この項目を記載させていただきます。

ファンの間では知れ渡っていることですが、Tade Dustのパートナーはアーティストの“sheidA(シェイダ)”です。

「ラップスタア2024」でも話題になったアーティストですね。

MVで共演したり、SNS上で互いにコメントし合うなど、関係を公にして交際しているようです。

人気曲・おすすめ曲

Tade Dust - Gimme Your Soul

“D3adStock”のSoulネタを独特のサンプリングで仕上げたドリルビートの上での、Tade Dustのタイトなラップが光る1曲。

身の丈で背伸びをしないカッコ良さ、そんな彼の良さが表れている実直で前向きなリリックが印象的です。

UKラップのノリを日本語でそのまま再現したようなフロウにも耳を奪われます。

Bonbero, Tade Dust - Back and Forth

ヒットを飛ばした「Life Goes On」以来1年ぶりとなる、盟友“Bonbero”と共作した楽曲。

夜猫族のプロデューサー“TAXON”が手がけた超高速ドリルビートに、2人のハイレベルなラップの掛け合いが凄まじい1曲。

2人のコントラストが効いた声の相性の良さを再確認させられます。

Tade Dust - Attack On

 3rdEP「Forward March」に収録。 D3adStockの疾走感あふれるCoolなビートと、Tade Dustのラップが奏でるグルーヴが心地良い1曲。

曲の世界観を見事に具現化したようなMVも素晴らしい出来です。

BLASÉ - Track Suit Feat.Tade Dust

韓国のラッパー“BLASÉ(ブラセ)”の EP「Debugging」に収録。

Bonberoにつづき、日本人ラッパーとの交流が盛んなBLASÉ。

グライムとガレージの要素が混ざったような先進的なビートにのる、日韓のスキルフルなラッパーの共演。

BLASÉをはじめとした韓国のラッパーとのコラボがこれからもありそうなので、そちらも楽しみに待ちたいですね。

Tade Dust - Chop Chop 

またしてもD3adStockプロデュースの楽曲。

曲名通り、Tade Dustのラップの“刻み”の気持ちよさ、持ち味であるライミングで作りあげるグルーヴが堪能できる1曲。

ビートチェンジにハッとさせられた、D3adStockにも驚愕されられる曲ですね。

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まとめ

この記事では、ラッパーのTade Dustについて紹介してきました。

ラップスキル、楽曲のクオリティの高さ、華のあるルックスなど、間違いなくもっと上にいくラッパーの1人ではないでしょうか。

これからさらに飛躍していくのを楽しみに追い続けようと思います!

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