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ラッパーLil Soft Tennisのプロフィールや特徴、人気曲まで紹介!

年々注目度を上げている、ラッパーのLil Soft Tennis(リルソフトテニス)

ジャンルレスなサウンドとポップさとユーモアが詰まった作品が人気を集め、人気ヒップホップフェス「POP YOURS 2025」の出演も果たしました。

この記事ではそんなLil Soft Tennisのプロフィールや経歴、ビートメイカーとしての側面や影響を受けたアーティストなどを紹介していきます

Lil Soft Tennisのことを深く知りたい方はぜひチェックしてみてください!

Lil Soft Tennisとは?

アーティスト名(読み方)Lil Soft Tennis(リルソフトテニス)
本名ササクラ カズキ
年齢25歳
出身地大阪
所属レーベル -
Lil Soft Tennisのプロフィール

Lil Soft Tennisは大阪出身、現在25歳のラッパーです。

大学入学後、2018年にバンド「Lil Soft Tennis」として音楽活動をスタートし、2019年からはソロプロジェクトを始動。

SoundCloudへ楽曲をアップすることから始め、その後もコンスタントに作品をリリースしていきました。

特定のジャンルに縛られない音楽性と共感を呼ぶ歌詞で若者を中心に人気を集め、近年は大型ヒップホップ・フェスに出演するなど、年々その存在感を増しています。

出身地

Lil Soft Tennisは大阪北部の出身です

淀川の堤防から徒歩30秒の場所にひいおじいちゃんが建てた文化住宅に親類みなで住んでいました。

川の堤防をのぼると「梅田スカイビル」が見え、子供の頃から梅田を遊び場にしていたそうです。

梅田周辺の地元の友だちのノリが好きな反面、難波や心斎橋には苦手意識があるそうです。

「ワイやったんで!」みたいなノリの人が多く、友達になれなかったとのこと。

家族は両親と5つ上の兄との4人家族で、特に兄からは絶大な影響を受けて育ちました。

オタクだけどユースカルチャーも好きみたいなイキリ方に影響され、自分の活動のスタンスの根底にあるユーモアはそこからきているそうです。

音楽を始めた経緯

中学生のときにUSビルボードチャートを毎週チェックするようになり、そのとき流行っていたEDMからループミュージックの気持ちよさに目覚めたというLil Soft Tennis。

そこからSoundCloudを漁るほど熱心な音楽リスナーになり、音楽を聴くことだけが楽しみな高校時代を過ごしました。

大学受験中に「音楽がやりたい!」という衝動的な気持ちを抱いたLil Soft Tennisは、受験後にDAWなどの機材をそろえて音楽制作をスタート

DAW=パソコン上で音楽制作を行うためのソフト

そこからビートメイク → バンドを経て、現在のソロプロジェクトの体制に至りました。

ジャンルレスな音楽性

Lil Soft Tennisは多数のジャンルをクロスオーヴァーさせた音楽性が特徴のアーティストです

“オルタナティブヒップホップ”と分類されることが多いのですが、本人はあくまで“自分の好きな音楽”を作ってるだけで、ジャンルというラベリングは気にしていないようです。

ビートメイカー

Lil Soft Tennisは歌い手でありながら、優れた“ビートメイカー”でもあります

自身の楽曲のほとんどのビートを自ら制作し、他のアーティストにビートを提供することもあります。

ギターの生音を入れることも特徴的で、そこを中心に組み立てていくパターンが多いそうです。

また、ビート制作だけでなくミックス・マスタリングまで自ら行うことが多く、自分ひとりで全ての工程を完結させられるアーティストでもあります。

HEAVENのメンバー

Lil Soft Tennisはソロとしての活動だけではなく、奈良発のコレクティブ”HEAVEN”のメンバーでもあります。

HEAVENはそれぞれソロとしても活躍する、Lil Soft Tennis、RY0N4、aryyの3人が集まったコレクティブで、2021年に1stミックステープ「AiR」をリリースしています。

影響を受けたアーティスト

Lil Soft Tennisはもっとも影響を受けたアーティストとして、“カニエ・ウェスト”をあげています

「カニエがいなかったら僕の音楽は有り得ない。彼のテクスチャーとアイデアがすごく好きなんです」と語るほど大きな存在だとの事です。

なかでも「Ye」はLil Soft Tennisのオールタイムフェイバリット作品だそうです。

影響を受けたアーティストとして、多数の日本人ラッパーの名前もあげています

具体的なラッパー名とその理由は以下のようなものです。

  • Fla$hBackS - 「ビートメイクの面でもラップの譜割りの部分でもメンバー全員のどの作品にも新しい発見がある」と語り、なかでもfebbのセンスにもっとも惹かれた。
  • BAD HOP - 特に「Hood Gospel」のYZERRのリリックに共感する部分が多く影響を受けた。
  • KOHH(現・千葉雄喜)- 根本的に影響を受けている。
  • Tohji - オルタナティブな音楽性のままシーンで活躍できてるのがスゴい。
  • Weny Dacillo - フェイバリットな日本のラッパー。

人気曲・おすすめ曲

lil soft tennis & VaVa - VIP

VaVaとコラボして作った人気曲。

軽快なサウンドと2人のユーモアあふれる歌詞に思わず楽しい気分にさせられます。

爽やかな初夏にピッタリな1曲です。

F***ed Up!!

「Fucked up=やらかしてしまった」

溜まった感情すべてをぶち撒けるようなエモーショナルな1曲。

俺の職業は Tokyoのrapper」と自ら宣言したところも熱くなりますね。

“くるり”の「東京」のサンプリングも思わずニヤリとさせられます。

そういえばさ

Lil Soft Tennisの音作りのセンスが凝縮している1曲。

ギターリフが印象的なビートと自身のフロウが渾然一体となって1つの音楽になる。

自分で作ったビートにのるラッパーならではの音作りですね。

そういえばさ ずっと思い出してる」というフレーズもキャッチーで印象的です。

まとめ

この記事ではラッパーLil Soft Tennisについて紹介しました。

音づくりからミックスまで自ら行うことで生まれる音の完成度が印象的なアーティストでした。

これからさらに活躍の舞台を広げていくことが期待できるのではないでしょうか。

他にも様々なラッパーを紹介しているので、気になる人からチェックしてみてください!

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