冬の最強アウターといえば、軽量で高い保温性をもつダウンジャケット。
ストリートファッションの定番アウターであり、ラッパーが冬に羽織るのもコートよりも断然ダウンジャケットです。
この記事では、そんな日本人ラッパーたちが着てるダウンジャケットのブランドとアイテムを紹介していきます。
人気ストリートブランドや世界的アウトドアブランドから厳選しましたので、ラッパーがどんなダウンジャケットを選んでいるのか気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
目次
ダウンジャケットの人気ブランド10選
THE NORTH FACE

まず最初に紹介するのは、世界的アウトドアブランド“THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)”です。
この超人気ブランドの看板商品のひとつがダウンジャケット。これまでに数々の名作アイテムを生み出してきました。

Hideyoshiが着ている↑このダウンジャケットが、THE NORTH FACEの「ヒマラヤン バルトロ ジャケット」というアイテム。
THE NORTH FACEのダウンジャケットの2枚看板といえば、「バルトロライトジャケット」と「ヌプシ ジャケット」。

↑こちらでKvi Babaが着ているダウンジャケットが、THE NORTH FACEの「1996 レトロ ヌプシ ジャケット」というアイテムです。
ちなみにこちらのアイテムは、Drakeも違うカラーを着用しています。

こちらの「1996レトロヌプシ」は、アメリカを中心に韓国・ヨーロッパなど海外で展開されているモデルです。

Daichi Yamamotoが着ているのが、THE NORTH FACEの「ヌプシ ジャケット」のブラック。2022年に発売30周年を迎えた際、サイズ感を現代的にアップデートしたヌプシの最もスタンダードなモデルです。
2025年現在、日本国内で販売されているヌプシジャケットの種類は全部で7種類。この「ND92555」はお店によっては3万円以下で手に入れることができます。
もはや流行りに左右されない普遍的なアイテムとなった、THE NORTH FACEの「バルトロライトジャケット」と「ヌプシ ジャケット」。
着ているラッパーを挙げればきりがないほど、ラッパーがもっとも着用しているダウンジャケットです。
Moncler

高級ダウンジャケットといえば、“Moncler(モンクレール)”。
フランス生まれのプレミアムダウンの先駆的ブランドで、日本でもおなじみとなりましたね。

LEXが着ているこのダウンジャケットが、Monclerの「Haunani Puffer Jacket」¥338,300(税込)というアイテムです。

MONCLERのアイテムをよく着ているWatson。
こちらのダウンジャケットが、MONCLER GENIUSの「Hiroshi Fujiwara x Fragment Anthemium Short Down Jacket」というアイテムです。
モンクレールジーニアス(MONCLER GENIUS)=2018年にスタートした、世界的デザイナー達とコラボレーションをしたコレクション
YZERRが着ているのもMONCLER GENIUSのダウンジャケットです。
アイテム名は「6 Moncler 1017 ALYX 9SM Apody Jacket」¥379,500(参考価格)。
このように人気ラッパーたちもMONCLERの高級ダウンをよく着用しています。
Stone Island

高い機能性とデザインを両立する高級スポーツウェアブランド、“Stone Island(ストーンアイランド)”。
UKのラッパーから広がり、今では世界中のラッパーが着用する定番ブランドとなりました。

Hideyoshiが着ているStone Islandのダウンジャケット。左腕についているワッペンがこのブランドのトレードマークです。

Yo-SeaはStone Islandのダウンベストとビーニーを着用。

Stone Island好きで知られるKEIJUが着ているこのダウンジャケットは、「SEAMLESS TUNNEL NYLON DOWN-TC」の“セージグリーン”というカラーです。
Supreme

説明不要の世界的人気ブランド、“Supreme(シュプリーム」”。
ストリート系ファッションを代表するこのブランド。当然冬のメインアウターはダウンジャケットです。

Supreme好きの¥ellow Bucks。
こちらのダウンジャケットは、Supremeの「MESH JERSEY PUFFER JACKET」というアイテムです。

Kohjiyaが着用しているこのダウンは、“Supreme × JORDAN BRAND”コラボコレクションの「Puffer Jacket」というアイテム。

リフレクターパイピングが反射して光る仕様になっていて、ステージで着ても映えるダウンジャケットです。
Marmot

次に紹介するのが、“Marmot(マーモット)”です。
アメリカの老舗アウトドアブランドで、世界で初めてGORE-TEXをギアに採用したことでも知られています。
機能性とデザイン性に優れたこのブランドの定番アウター、ダウンジャケット。

ralphが着ているのは、吉祥寺にある名店「the Apartment」の別注モデルのMarmotの「DOWN SWEATER JACKET」というアイテムです。

CreativeDrugStoreのメンバー、JUBEEが着用しているのがMarmotの「TOGUNA DOWN PARKA」です。
他のアウトドアブランドと比較して手が出しやすい価格帯なのもMatmotの大きな魅力。ミニマルなデザインと間違いないクオリティのダウンジャケットが2万円代〜からリリースされています。
Marmotを着ていた伝説のラッパーといえば、“ザ・ノトーリアス・B.I.G.”こと“ビギー”です。ビギーが愛用していたのがMarmotの「マンモスパーカ」。
’00年代初頭にNYのギャングたちが強奪するほどのステータスアイテムになり、発砲事件が多発したことによりにやむなく生産が終了。
そんなアイテムが2020年に入ってインラインで復活しました。
当時のデザインをベースにしながらも現代的に使いやすいようにアップデートされています。
極寒のNYでも余裕で過ごせるほど保温性は抜群です。ダウンジャケットより値は張りますが、ヒップホップカルチャー好きにはたまらない名作です。
BREATH

BAD HOPが手掛けるアパレルブランド”BREATH(ブレス)”。
人気ストリートブランドとして定着し、BADHOP以外の多くの人気ラッパーも着用しています。
毎シーズン完売する人気アイテムであるダウンジャケット。高めのネックにボリューム感のあるショート丈、身幅が広いシルエットが特徴的です。

ストリートとハイエンドの空気感をバランス良く取り入れたアイテムが人気のこのブランド。
2025シーズンの現物もチェックしましたが、おすすめ出来る良いアイテムでした。
Goldwin

ここ数年、急速にダウン市場で存在感を増しているのが“Goldwin(ゴールドウイン)”です。
Goldwinは60年以上の歴史をもつ日本のスキーウェアブランドです。また、自社ブランドの「Goldwin」以外に「THE NORTH FACE」や「ウールリッチ」、「ヘリーハンセン」など世界の人気ブランドの商標権をもち、日本独自の商品を製造、販売しているスポーツアパレルメーカーでもあります。

そんなGoldwinのアイテムが、“backseat feat. Kvi Baba & tofubeats”のMVでKEIJUが着ているこのダウンジャケットです。
近年自社ブランドであるGoldwinのファッションラインが人気で、特に2022年に立ち上がった“Goldwin 0(ゴールドウインゼロ)”は、主たるアイテムが瞬く間にソールドアウトするという好調なスタートを切りました。
Goldwin 0=様々なブランドで成功を収めた“ ヌー・アバス”をデザイナーにむかえ、よりファッション性に特化したライン。最先端の素材と製法も特徴的な、いわばGoldwinの高級ラインです。

KEIJUが着ているのも、このGoldwin 0の「スリーディメンショナルダウンジャケット」¥154,000(税込)というアイテムです。
通常ラインのアイテムも、ミニマルなデザインとスキーウェア作りで培った高い機能性が評判で、特に今シーズンのダウンジャケットは絶妙なカラーリングが好評を博しています。
TATRAS

機能性と美しさを両立するイタリア発のブランド、“TATRAS(タトラス)”。
ボリュームを抑えた洗練されたシルエットのこのブランドのダウンジャケットは、大人が着る上品なアイテムとして人気を博しています。

IOが着ているのが、このブランドの「TATRAS JAMES」というアイテム。ダウンジャケットとは思えない上品さが、IOのような大人の男に抜群にハマっています。
Moose Knuckles

次に紹介するブランドは、“Moose Knuckles(ムーンナックルズ)”です。
↑KEIJUが“Tears”のMVで着ているこの白いダウンジャケットが、Moose Knucklesの「3Q JACKET」というアイテム。
Moose Knucklesは2007年に極寒地であるカナダで誕生し、最高級と評されるダウンジャケットなどのアウターをメインに生産しているブランドです。

KEIJUは“get paid”のMVでも、Moose Knucklesの「PEARSON JACKET」というアイテムを着用しています。
Schott

創業100年を超えるレザー製品で有名なブランド、“Schott(ショット)”。
レザー製品のイメージが強いSchottですが、ダウンジャケットも冬の定番アイテムとして人気があります。
そんなSchottのアイテムを昔から愛用しているのが、IO。

↑こちらで着用しているのが、Schottの「2TONE DOWN JACKET」¥37,400(税込)というアイテム。

↑で着用しているアウターが、「SNORKEL DOWN PARKA」¥35,200(税込)です。
高い機能性と使い心地の良いディティールが満載ながら、手に取りやすい価格なのがSchottのダウンジャケットです。
まとめ
今回は日本人ラッパーが着ているダウンジャケットの人気ブランドとアイテムについて紹介しました。
やはりダウンジャケットは世界的アウトドアブランドに人気が集中していますね。
他にもヒップホップファッションについての記事を色々と書いているので、気になるものからチェックしてみて下さい!
