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【2025年版】日本のヒップホップ界の人気ラッパーTOP20名を紹介!

この記事では2025年現在、日本のヒップホップシーンでもっとも人気があり活躍しているラッパーTOP20名を紹介します。

ヒップホップに興味をもったばかりの初心者の方は、まずこの20名をチェックするところから始めてください。

作品リリースのたびにチャートの上位に入ったり、武道館やアリーナクラスの大きな会場でワンマンライブをしているラッパーばかりがそろいました。

ひとりも欠かすことができない全員知っていることがマストのメンツですので、ぜひ最後までチェックしてみてください!

現行のシーンではなく歴代最重要ラッパー20名は別記事で紹介していますので、日本のヒップホップ史に興味がある方はそちらをご覧ください。

なお、紹介は年齢が若い順になっています。

LANA

アーティスト名LANA
本名非公表
生年月日(年齢)2004年4月3日(21歳)
出身地神奈川県高座郡寒川町
所属レーベルLANA MUSIC

若干21歳にして日本のヒップホップシーンのトップランナーとなった「LANA(ラナ)」。

表情豊かなハスキーボイスを武器に同世代の女性からカリスマ的人気をほこる“次世代NO.1女性ラッパー”です。

ヒップホップアーティスト史上最年少の20歳で「日本武道館」でのワンマンライブを開催すると、同年に「横浜アリーナ」 「大阪城ホール」でのアリーナツアーを実施。

シャネルのモデルに起用されたり、数々のファッション誌の表紙をかざったりと、その人気はヒップホップシーンにとどまらない規模のものとなっています。

Kohjiya

アーティスト名Kohjiya
本名非公表
出身長崎県長崎市麹屋町
年齢(生年月日)23歳(2002年7月15日生まれ)
所属レーベルIsland State Music

次に紹介するのは、2024年にブレイクした新たなスター「Kohjiya(コージヤ)」です。

12歳で地元・長崎の仲間とヒップホップグループを組んだKohjiya。

知る人ぞ知るラッパーだった彼が一気にブレイクしたきっかけが、Abemaの人気ラッパーオーディション番組「ラップスタア2024」で優勝したことでした。

今や人気ラッパーとしての地位を確固たるものとし、さまざまな大舞台も経験。

クリーミーな高音ボイスを生かした心地いいフロウは必聴です。

LEX

アーティスト名LEX
本名非公表
年齢23歳(2002年生まれ)
出身地神奈川県高座郡寒川町
所属レーベルMary Joy Recordings

次世代を象徴する天才ラッパーとして台頭した「LEX(レックス)」。

14歳からSoundCloud上で楽曲を発表しはじめ、16歳で衝撃的なデビュー。2022年には「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」の「BEST HIP HOP ARTIST」を受賞しました。

10代にしてシーンのトップに立った彼の楽曲は、天性のメロディセンスと感情むき出しのリリックが特徴的です。若き衝動を叩きつけるようなライブパフォーマンスはまるでロックスターのよう。

妹のLANAに音楽をすすめたのも兄のLEX。音楽シーンきっての天才兄弟としても知られています。

Watson

アーティスト名Watson
本名勇斗(ゆうと)
年齢25歳(2000年2月22日生まれ)
出身地徳島県
所属レーベル -

徳島出身の若手ラッパーの「Watson(ワトソン)」。

ここ数年で彼のスタイルを真似するラッパーが大量発生。“Watson系“と呼ばれる1つのスタイルを確立しました。

最大の特徴は言語遊戯的なパンチラインで埋め尽くされた“歌詞”にあります。

ライン1つごとに細かくオチをつけながら進む歌詞。カッコつけず日常生活をさらけ出すユーモラスで庶民的な歌詞が多くの人を惹きつけています。

2026年には「日本武道館」でのワンマンライブを開催。彼の曲はぜひ歌詞に注意しながら聴いてみてください。

Kaneee

アーティスト名Kaneee
本名金井ニキタ
年齢(生年月日)25歳(2000年11月10日生まれ)
出身地北海道札幌市
所属レーベル -

彗星のごとくシーンにあらわれ一気にスターとなった、「Kaneee(ケイニー)」。

彼の魅力は天性のメロディセンスから紡がれるキャッチーで聴き心地のいいフロウにあります。

ラップ歴半年で出場した「ラップスタア誕生2023」の三次審査で敗退するも、名プロデューサーの“STUTS(スタッツ)”に才能を見いだされてデビュー。

SNSで曲がバズるなどしてリスナー層を拡大。数万人の観客が集まる音楽フェスにつぎつぎと出演するほか、自身のワンマンライブの会場もどんどん大きくしていっています。

何度も聴きたくなる彼のメロディアスなフロウは必聴です。

Kvi baba

アーティスト名(読み方)Kvi Baba
本名非公表(下の名前はカイ)
年齢(生年月日)26歳(1999年8月7日生まれ)
出身地大阪府茨木市
所属レーベルTOY'S FACTORY

歌とラップの境界のようなメロディックなフロウが人気の「Kvi Baba(クビィ・ババ)」。

心の痛みをそのまま吐露する初期のスタイルから、現在はそれをポジティブに変換するスタイルへとチェンジ。

2023年のメジャーレーベル移籍以降つぎつぎとヒット曲を連発し、つねにチャートに複数曲がランクインする状態がつづきました。

2025年の「日本武道館」でのワンマンライブから、2026年は「横浜アリーナ」へと規模を拡大。

内省的でネガティブだった青年が歌うポジティブなメッセージが多くの人に勇気をあたえています。

OZworld

アーティスト名OZworld
本名奥間玲央(おくま れお)
年齢28歳(1997年11月17日生まれ)
出身地沖縄県嘉手納町
所属レーベルI'M HAPPY Entertainment

独自の感性から生まれた世界観を表現するラッパー、「OZworld(オズワールド)」。

スピリチュアルで神秘的な世界のことや哲学的な内容が歌われる彼の楽曲。

彼のアーティスト性は音楽だけではなく、ファッションやアートワークにおいてもいかんなく発揮されています。

2025年には「日本武道館」でのワンマンライブを開催。変幻自在なフロウとオリジナルな世界観で多くのリスナーを魅了しました。

¥ellow Bucks

アーティスト名¥ellow Bucks
本名坂口和(さかぐち かず)
年齢29歳(1996年8月5日生まれ)
出身地岐阜県高山市
所属レーベルTo The Top Gang

日本を代表するラッパーとなった、「¥ellow Bucks(イエローバックス)」。

東海のシーンの伝統をみずから背負った彼は、今は少なくなった“ラッパーらしいラッパー”といえる存在です。

歌い上げることをせずスピットしまくるラップスタイルも変えません。

ベテランから受け継いだヒップホップのルーツを大切にしつつ、最前線にたって新たな若手とも積極的に交流。

こんなラッパーがシーンのど真ん中にいることが非常に頼もしく思えます。

YZERR

アーティスト名YZERR
本名岩瀬雄哉(いわせ ゆうや)
年齢30歳(1995年11月3日生まれ)
出身地神奈川県川崎市
所属レーベルNew Rich Entertainment

日本のヒップホップ界における最大のキーマンである「YZERR(ワイザー)」。

東京ドームで解散ライブをおこなった伝説のグループ「BADHOP(バッドホップ)」の中心メンバーとして活動。その後は実業家としてビジネスのセンスも発揮しています。

YZERRが主催したヒップホップフェス「FORCE Festival 2025」に集まった超豪華メンツは、彼でなければ実現できなかったでしょう。

ほかにも日本のシーンをさらに大きくするための様々な画策を練っているようです。

ソロラッパーとしても絶大な人気をほこる彼。この先どう動くのか注目です。

JP THE WAVY

アーティスト名JP THE WAVY
本名非公開
年齢32歳(1993年12月15日生まれ)
出身地神奈川県
所属レーベル -

低音ボイスのスキルフルなラップとダンサー仕込みのパフォーマンスが特徴的な「JP THE WAVY(ジェイピー・ザ・ ウェイビー)」。

2017年に無名だった彼がリリースした楽曲「Cho Wavy De Gomenne」の大ヒットでシーンにあらわれてから早8年。精力的な活動ぶりで常にシーンの中心メンバーとして活躍してきました。

年々上がるラップスキルとライブのスキル。バックダンサーを大勢引きつれて踊りながらのライブパフォーマンスも彼が定着させました。

ラッパー随一のファッショニスタとして知られる彼のファッションにも注目です。

KEIJU

アーティスト名(読み方)KEIJU
本名啓寿(けいじゅ)
年齢(生年月日)33歳(1992年11月17日生まれ)
出身地東京都世田谷区経堂
所属レーベルCashcade Entertainment

ラッパー界随一のモテ男の「KEIJU(ケイジュ)」。

オートチューンをつかった心地いいフロウと深みのあるリリックにハマる人が続出。男女ともに熱狂的なファンをどんどん増やしています。

地元世田谷の仲間たちと組んだヒップホップ・クルー「KANDYTOWN(キャンディータウン)」解散後はソロとして活動。

2025年には「大阪城ホール」と「横浜アリーナ」でのアリーナツアーも実施し、2日間で約25,000人を動員しました。

クールで渋い大人のラップが聴きたい方はぜひチェックしてしてください。

唾奇

アーティスト名唾奇
本名新城安成(しんじょう やすなり)
年齢34歳(1991年8月4日生まれ)
出身地沖縄県那覇市
所属レーベルHITO-BASHIRA

ついに活動を再始動したラッパーの「唾奇(ツバキ)」。

ハードな日常をメロウなビートの上で歌った楽曲で2017年に大ブレイクを果たしました。

カルト的な人気をほこった唾奇でしたが、ここ数年は活動が停滞。ファンは何年も同じアルバムを聴きつづける状況にありました。

それが2025年に入り活動が本格化。待望の1stソロアルバムのリリースから、年末には「日本武道館」でのワンマンライブを決行。

独特なリズム感と一度耳にすると忘れられない声は唯一無二のものです。

GADORO

アーティスト名GADORO
本名増本一博(ますもと かずひろ)
年齢35歳(1990年11月29日生まれ)
出身地宮崎県高鍋町
所属レーベルFour Mud Arrows

MCバトル巧者から人気ラッパーへと変貌をとげた「GADORO(ガドロ)」。

GADOROは平凡な生活を巧みなライミングを交えてつづった等身大の歌詞と、メロディアスで歌い上げるようなフロウが特徴のラッパーです。

MCバトルの強者として世に知られると、2年連続で日本一になったタイミングでMCバトルは引退。

その後アーティストとしての自身のスタイルを確立し、「日本武道館」でワンマンライブを行うほどの人気を獲得しました。

華やかな東京ではなく、地元宮崎で生きる庶民からの目線がつらぬかれた楽曲が多くの人に刺さっています。

千葉雄喜

アーティスト名千葉雄喜
本名千葉雄喜
年齢35歳(1990年4月22日生まれ)
出身地東京都北区王子
所属レーベルYC Sounds

2010年代にシーンのトップに立ったラッパーの「Kohh(コー)」が、2024年に本名の「千葉雄喜(ちば ゆうき)」名義で戻ってきました。

復帰第一弾の楽曲「チーム友達」で大きなムーブメントを起こすと、世界的人気ラッパーのメーガン・ザ・スタリオンの楽曲「Mamushi」に参加。

一時代を築いた革命児は復帰してまたすぐに新たな快挙を成しとげました。

2025年に復帰後初ワンマンライブを「日本武道館」で決行。現在はグラミー賞を狙うためにLAへ活動の拠点を移しています。

Jin Dogg

アーティスト名Jin Dogg
本名Jake Yoon(ジェイク・ユン)
年齢35歳(1990年9月10日生まれ)
出身地大阪府生野区
所属レーベルDIRTY KANSAI

狂気すら感じさせる破壊的なパフォーマンスで人気のラッパー、「Jin Dogg(ジンドッグ)」。

大阪府生野区に生まれた在日3世で、日本語、韓国語、英語の3ヶ国語を話すトリリンガルでもあります。

大阪のアンダーグラウンドをテーマに歌ってきたJin Dogg。そんな彼の最大の魅力は圧巻のライブパフォーマンスにあります。

すべての感情、エネルギーを叩きつけるかのような狂気じみたステージに観客は熱狂。彼の声かけから生まれる観客たちの激しいモッシュが定番となっています。

ときに物議をかもすことも多い彼ですが、唯一無二の個性をもつラッパーとしてシーンに欠かせない存在となっています。

IO

アーティスト名IO
本名松本衣央(まつもと いお)
年齢34歳(1991年生まれ)
出身地東京都世田谷区
所属レーベルVERETTA SOUNDS

“クールなラッパー”という表現がもっとも似合う「IO(イオ)」。

東京で育まれた都会的なセンスを身にまとい、ラップも歌詞も抑制のきいたクールなスタイルで人気のラッパーです。

同じくKANDYTOWNに所属していたKEIJUにも共通する、男が惚れる大人のカッコよさを持ちあわせています。

その雰囲気のあるビジュアルと抜群のスタイルの良さで、DiorやBalenciagaなどのハイブランドのモデルをつとめることも。

白Tに革ジャンを羽織りブルージーンズを履く。シンプルながら洗練されたそのファッションにあこがれるファンも多く、「日本武道館」でのワンマンライブ会場にはIOのような格好をした観客が大勢駆けつけました。

ZORN

アーティスト名ZORN
本名杉山雄基(すぎやま ゆうき)
年齢36歳(1989年2月16日生まれ)
出身地東京都葛飾区新小岩
所属レーベル All My Homies

人気絶頂のときを迎えているラッパーの「ZORN(ゾーン)」。

ここ数年はライブや楽曲のリリースも少なく、メディアへの露出もわずか。それでも人気は高まる一方で、孤高の存在としてなかば“神格化”されつつあります。

もはや誰も到達できないレベルまでに極めたライミングのすごみ、ストリートのことから地元や家庭の温かさまでを歌うテーマの広さ、ライブでみせる存在感の大きさ。

彼のラッパーとしての魅力は言葉では表現しきれません。明言している「東京ドーム」でのワンマンライブの開催が楽しみです。

Awich

アーティスト名Awich
本名浦崎亜希子(うらさき あきこ)
年齢39歳(1986年12月16日)
出身地沖縄県那覇市
所属レーベルUNIVERSAL MUSIC JAPAN

沖縄から世界に向け歌いつづけている女王「Awich(エイウィッチ)」。

アメリカ人の夫が銃撃されて亡くなるという喪失を乗りこえ、一度はあきらめたアーティストになる夢に30代になってから再びトライ。

みごと日本を代表するラッパーとなりました。

2025年にはヒップホップ界の重鎮「RZA(レザ)」全面プロデュースによるアルバムをリリース。目標であるグラミー賞を獲得するべく世界進出をすすめています。

大型ロックフェスにもたびたび出演し、圧倒的なライブパフォーマンスでヒップホップファン以外の観客も盛りあげる彼女。

女性ラッパーとして初めてシーンのトップに立った彼女から目が離せません。

PUNPEE

アーティスト名PUNPEE
本名高田智央(たかだ ともひさ)
年齢41歳(1984年3月26日生まれ)
出身地東京都板橋区
所属レーベルSUMMIT

抜群の音楽センスをほこるラッパーの「PUNPEE(パンピー)」。

PUNPEEはラップだけでなく、ビートメイク、プロデュース、DJプレイ、DJMIXと多岐にわたる才能を高次元で兼ねそなえるシーンきっての天才アーティストです。

世代やジャンルも超えたアーティストたちとのコラボが盛んなのも彼の特徴。ファンを自称する他ジャンルのアーティストからのオファーが絶えません。

2025年には過去最大規模の「東京ガーデンシアター」でのワンマンライブを開催。

パンピー(一般人)を名乗りながら誰よりも才能豊かなラッパーがPUNPEEという男です。

AK-69

アーティスト名AK-69
本名武士尋己(たけし ひろき)
年齢47歳(1978年8月28日)
出身地愛知県小牧市
所属レーベルDef Jam Recordings

ヒップホップドリームの体現者である「AK-69(エーケーシックスティナイン)」。

「日本で一番稼いでいるラッパー」と自称し、総額数千万円のジュエリーを身につけステージに立つAK-69。そこには“ラッパーを目指す若者に夢を見せたい”という彼の思いがつまっています。

困難な状況に立ち向かう人を鼓舞する内容が多い彼の楽曲。野球選手や格闘家に彼のファンが多いのもそれが理由となっています。

ベテランとなった今でも最前線に立ちつづけ、若手とのコラボも積極的におこなっています。

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