2021年より始まったMCバトル「Red Bull Roku Maru」。
ひとりで60秒間ひたすらラップし続け、それを2ターンずつ交互に行うという異色のMCバトルの大会です。
「でも、そもそも“Red Bull Roku Maru”って聞き慣れないけど、一体どんなMCバトルなの?」
この記事ではそんな方のために「Red Bull Roku Maru」とはどんな大会なのか?を徹底解説していきます。
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目次
RedBull RokuMaruとは

・Red Bull Roku Maruとは、Red Bullが主催する「Red Bull Batalla」という、世界的に絶大なる人気を誇るMCバトルの大会を、日本でも開催しようという思いの元に作られた大会です。
「Red Bull Batalla」とは、ラテンアメリカとスペインなどのスペイン語圏のラッパーが競い合う、2005年から始まったMCバトルの大会です。
YoutubeなどのSNSに上げられた試合動画が、軒並み100万回再生以上される、世界的に人気のある大会として現在も開催されています。
↓ ちなみに試合はこんな感じです。かなり規模の大きな大会ですね!
その「Red Bull Batalla」が、日本語ラップに適した大会フォーマットに生まれ変わり、「Red Bull 韻 DA HOUSE」として 2021 年からスタート。
「Red Bull 韻 DA HOUSE」が、2021年大会、2022年大会と2度開催された後、今大会から「Red Bull Roku Maru」と名前を変えて開催されることになりました。
ルール

今大会の一番の特徴は、大会のルールにあります。
数多くある他のMCバトルは、一般的に8小節×3ターンなどの方式を取っていますが、「Red Bull Roku Maru」の場合は、各自持ち時間1分間の2Round制をとっています。
ビートは1Roundごとに変えられ、1回のバトルで2つのビートの上でラップをすることになります。
・判定は全て3名の審査員の投票によって行われ、過半数をとった方が勝ち。
・16名のMCによるトーナメント形式。
これは余談ですが、日本初のオフィシャルな大会であった「B-Boy Park」のMCバトルのルールは、「Red Bull Roku Maru」と同じく1分×2Roundでした。今のスタイルが主流になったのは、「UMB2005」年大会からです。
そういう意味では、Red Bull Roku Maruが採用しているこのルールは、原点回帰的とも言えるかもしれませんね。
ちなみに本場アメリカのMCバトルも、これと同じようなスタイルです。
現在の日本で主流となったMCバトルのレギュレーションは、日本で独自に進化したドメスティックなものなんです。
↓ 興味のある方は、こちらの記事をどうぞ。
合わせて読みたい→ 1冊でMCバトルの歴史が全てわかる!生き証人が記す日本語ラップ入門
歴代大会の結果
大会名 (開催日) | 優勝者 (準優勝者) |
---|---|
Red Bull 韻 DA HOUSE 2021 (2021年10月2日) | 輪入道 (S-kaine) |
Red Bull 韻 DA HOUSE 2022 (2022年11月5日) | S-kaine (Fuma no KTR) |
Red Bull ROKU MARU (2024年1月6日) | MOL53 (MAKA) |
Red Bull ROKU MARU – NATIONAL FINAL JAPAN – (2024年11月24日) | 輪入道 (MAKA) |
Red Bull 韻 DA HOUSE 2021
開催日 | 2021年10月2日 |
会場 | 舞浜アンフィシアター |
・優勝 - 輪入道

Red Bull 韻 DA HOUSE 2022
開催日 | 2022年11月5日 |
会場 | 渋谷WOMB |
・優勝 - S-kaine

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Red Bull ROKU MARU
開催日 | 2024年1月6日 |
会場 | 渋谷WOMB |
・優勝 - MOL53

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Red Bull ROKU MARU – NATIONAL FINAL JAPAN –
開催日 | 2024年11月24日 |
会場 | 渋谷WOMB |
・優勝 - 輪入道

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まとめ
以上が「Red Bull Roku Maru」に関しての解説でした。
他とは大きく違うルールでのMCバトルが見れる大会として、長く続いてもらいたいですね。
他にもMCバトルに関する記事を色々と出しているので、気になるものからチェックしてみてください!