日本を代表するラッパーのZORN(ゾーン)。
そんなZORNはファッションの面でも注目されることが多いラッパーです。
アーティストとしてのスタイルと同様、流行りのブランドやラグジュアリーなアイテムを追いかけること無く、自分が本当に良いと思ったものだけを変わらず着続けています。
非常に高価なクロムハーツのアイテムなども多数着用していますが、その理由もただ「格好いいから」というもの。
この記事では、そんなZORNが着ている服のブランドとアイテムを紹介していきます。
ZORNのファッションに興味がある方はぜひチェックしてみてください!
CAHLUMN
ZORNのスタイリストでもある長谷川昭雄が手がけるブランド、“CAHLUMN(カウラム)”。
(↑長谷川昭雄さんのインスタの投稿)
ZORNはCAHLUMNのアイテムを、衣装としても普段着としてもよく着用しています。
“RADWIMPS - 大団円 feat.ZORN”のMVや、国立競技場でのライブで着ていたブルーのセットアップがCAHLUMNのアイテムです。
トップスが「Heavy Weight Jersey 3/4-Zip Hoodie/ BLUE」¥8,998円(税込)、パンツが「Heavy Weight Jersey Gym Pant/ BLUE」¥8,998円(税込)。


ZORNがこの楽曲で使う衣装をどうするか考えた結果、 長谷川昭雄さんにお願いしてCAHLUMNのアイテムを使用することにしました。
ZORNが着ているものは、“All My Homies”の刺繍が入った特別モデルとなっています。

こちらで着用しているのは「Heavy Weight Jersey 3/4-Zip Cadet Collar Shirt」というアイテムで、色はネイビー。


こちらで着ているシャツもCAHLUMNの「Magazine Pocket Broad Shirt」というアイテムのブルー。

他にも同じアイテムの色違いをプライベートでも着用しています。
確証が無いので具体的なアイテム名は出しませんが、“AKLO / 221 feat. ZORN”のMVでZORNが着ている白の無地TやネイビーのパーカーもCAHLUMNのアイテムだと思われます。
このMVのZORNのスタイリストも長谷川昭雄さんが担当しています。
大人が着るシンプルで上質なストリートウェアを非常に手に取りやすい価格帯で出しているので、ZORNのファッションが好きな方は是非チェックしてみてください。

WTAPS
ZORNがよく着ているファッションブランドといえば、“WTAPS(ダブルタップス)”。
WTAPSは1996年に西山徹が立ち上げたストリートブランドです。
(↑WTAPSのディレクターの西山徹とZORN)
空前のストリートブームが巻き起こった1990年代に誕生した、いわゆる“裏原系”の中でも現在まで続いている数少ないブランドです。
MVやステージでもよく着用しているWTAPSの魅力をZORNは「硬派なのに品の良さも同居してて。ナチュラルなのにストリートだし、等身大なのに衣装としても成立する」と語っています。
↑こちらで着用しているジャケットが、WTAPSの「WLJ / JACKET / NYLON. RIPSTOP. VV 」¥52,800(税込)というアイテム。
キャップもWTAPSとNEWERAのコラボモデルのものです。

WTAPSはミリタリーと都会的なシルエットを融合させたシンプルなデザインと、高い機能性が特徴のブランドです。

ZORNのライブ会場にいるお客さんの中にも、WTAPSの着用者を非常に多く見かけます。
若者から大人までどんな年代の方が着てもかっこ良くハマるブランドが、WTAPSです。

FORTY PERCENTS AGAINST RIGHTS
WTAPSつながりで紹介したいブランドが、“FORTY PERCENTS AGAINST RIGHTS(フォーティー パーセント アゲインスト ライツ)”です。
略して「FPAR」という愛称でも呼ばれています。
このブランドは1993年に西山徹が立ち上げ、1996年に休止したあとにWTAPSを立ち上げたという経緯があります。
13年の長い休止を経て、2009年にコンセプトを新たに復活。

“Don’t Look Back”のMVで着ているのが、FORTY PERCENTS AGAINST RIGHTSのアイテムです。
シルクスクリーンプリントしたアイテムを中心に、Tシャツやパーカーなどを販売しています。

NEIGHBORHOOD
1994年にブランドを設立した“NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)”。
現在もクリエイティブ・ディレクターをつとめる滝沢伸介が立ちあげたストリートブランドです。
ZORNファンの方なら滝沢伸介という名前にピンと来ませんか?
「そうゲットしたMoney Power Respect 友達なら滝沢伸介」
AKLO / 221 feat. ZORNより引用

↑ZORNと滝沢伸介さんはプライベートで親交がある友人関係で、滝沢伸介さんのInstagramにもZORNと遊びに行った時の写真がよく投稿されています。
ZORNのことを「新小岩の友達」と紹介したりと、滝沢伸介さんはZORNの近所に住んでいて、立石などでよく一緒に飲んでいます。
また、NEIGHBORHOODはもともと滝沢伸介とWTAPSの西山徹の2人で立ち上げたブランドでもあります。
西山さんは今はNEIGHBORHOODの経営には関わっていません。
そんな様々な関係性のあるNEIGHBORHOODのアイテムも、ZORNはよく着用しています。

こちらで着ているのが、NEIGHBORHOODの24AWコレクションの「STADIUM JACKET / BLACK GOLD」¥176,000(税込)というアイテムです。
スタジャンはNEIGHBORHOODの看板商品のひとつで、毎シーズンリリースされています。

こちらで着用しているのは、23SSコレクションの「MEXICAN SOUVENIR JACKET」というアイテム。
バイクカルチャーやミリタリー系など男っぽいアイテムが、NEIGHBORHOODの魅力です。

Timberland
ヒップホップアイコンである“Timberland(ティンバーランド)”のイエローブーツ。
イエローブーツ=正式名称は「6インチ プレミアム ウォータープルーフ ブーツ」
“ZORNといえばTimberland”というほど、昔から変わらず頻繁に履いているブーツです。
「All My Homies」とのコラボモデルも大人気で、入手困難なプレミアムアイテムとなっています。
様々なファッションと相性がよく、白スニーカーのような感覚で「とりあえずこれを合わせておけば成立しちゃう」という万能アイテムでもあります。

10代の超若手から50代の大ベテランまで、ラッパーなら履いたことの無い人の方が少ないんじゃないか?という不朽の名作ブーツです。

VANS
Timberlandと並んで、ZORNが履く靴といえば“VANS(ヴァンズ)”です。
「TシャツにVansで歩き出す」
Walk This Wayより引用
VANSのなかでもZORNが特に好んで履くのは「OLD SKOOL(オールドスクール)」です。
オールドスクールは発売から50年近くたつ、VANSを代表するスニーカー。
こちらも「All My Homies」とのコラボコレクションが販売されるなど、ZORNが10代から履きつづけているアイコニックなシューズです。

スケーターから愛されてきたスニーカーなだけあって、履き心地や耐久性も抜群です。

まとめ
この記事ではラッパーのZORNのファッションについて紹介しました。
流行りを追わず、自分がいいと思った少数のブランドを着続けるスタイルは本当にカッコいいですね!
他にもラッパーに関しての記事を色々と書いているので、気になるものからチェックしてみてください。