ストリートファッションの定番アイテム、パーカー。
“フーディー”とも呼ぶこのアイテムは、ラッパーなどのヒップホップスタイルのファッションをする人の必須アイテムですよね。
この記事では人気ラッパー達が着ているパーカーを10ブランド紹介していきます。
ヒップホップファッションに合うパーカーに興味がある方はぜひチェックしてみて下さい!
目次
ヒップホップファッションとパーカー
※具体的な10ブランドから知りたい方は、ラッパーが着ているブランド10選に飛んでください。
ラッパーのファッションと聞いて、はじめに思い浮かべるのがパーカーではないでしょうか?
それぐらい代表的で着用頻度が高いアイテムがパーカー。ヒップホップファッションの核になるストリート系ファッションの必須アイテムですね。
なぜパーカーが好まれるのか
それにしても何故こんなにもパーカーは好まれるのでしょうか?
その理由のひとつとして、“パーカーはファッションとして難易度が低いアイテムだから”ということがあげられます。
全体のスタイリングをあれこれと考えなくても何となく様になっちゃうんですよね。カッコつけすぎないラフな雰囲気も出せますし。
トップスはパーカーばかり買っちゃうという人も多いのではないでしょうか。自分もそうです。
少しだけ理屈を解説しておきますと、ファッションでは顔周りに何かアイテムを持ってくると「小顔効果」があり、スタイルがよく見えるという法則があります。
“マフラー”とか“襟が高いアイテム”とかもこれに当たりますね。
トレーナーなどに比べて顔周りにフードがあるパーカーは、そういった点でも好まれているアイテムです。ついついパーカーを手に取りがちになっちゃうのは、無意識的にそういったことを感じているからかもしれませんね。
パーカーは“フードの立ちの良さ”がアイテムの良し悪しの重要なポイントとされますが、その理由のひとつはこういった背景からです。
どんなパーカーがヒップホップ系ファッションで選ばれるのか
ヒップホップの音楽性が多様なサブジャンルとともに広がっていったように、ファッションも昔のように画一的ではなくなりました。
今は上下ともにオーバーサイズのアイテムで揃えなきゃ、なんてことはないです。
ボトムスは細めのものを履く人も多いですし、トップスもジャストサイズのものを着ているラッパーも普通になりましたよね。
それでも今なお、パーカーはゆったりとしたサイズ感の物が好まれています。
デザインとしては無地のものから柄が大きくプリントがされた派手なものや、トレンドのダメージ加工や汚しが入ったようなものまで様々なものがあります。
デザインは好みのものを選んでもらえればいいのですが、ブランドはストリート系のところから選びましょう。
ヒップホップ系ファッションに合う、ゆったりとしたサイズ感の物が手に入りますので。
前置きが長くなりましたが、ここから具体的なブランドを紹介していきます。
ラッパーが着ているブランド10選
WTAPS
最初に紹介するブランドは、“WTAPS(ダブルタップス)”です。
WTAPSはラッパーのZORNがよく着用していることで知られる、日本発のストリートブランドです。
(↑ZORNとWTAPSの創業者でデザイナーの西山徹さん)
ミリタリー要素と都会的なシルエットを融合させたシンプルなデザインが特徴のブランドで、なかでもパーカーは毎シーズンリリースされている定番の人気アイテムです。
mnml
次に紹介するのは、低価格ながらクオリティの高いアイテムが手に入るブランド、“mnml(ミニマル)”です。
LA発のこのブランドは、シンプルで洗練されたデザインの高品質なアイテムを低価格で提供しています。
生産コストを極限まで省く努力によって実現しています。
トレンドのヒップホップファッションを低価格でそろえることが出来ると、若手のラッパーやヒップホップヘッズがこぞって使っているブランドです。
パーカーもシンプルなものから柄物、凝ったダメージ加工がされたアイテムまで様々なものがラインナップされています。
SOMEIT
トレンドのダメージ加工や汚しが入ったパーカーを探しているのなら、“SOMEIT(サミット)”をチェックして欲しいです。
SOMEITは2021年に東京で生まれた、ヴィンテージ加工を施したアイテムを中心にリリースしているブランドです。
SOMEITのアイテムはすべて職人さんによって仕上げられているクオリティの高いものです。それにも関わらず、手に取りやすい価格であることも人気の大きな理由です。
SUPPLIER
SOMEITともうひとつトレンドライクなデザインのパーカーを探している人にチェックしてもらいたいブランドが、“SUPPLIER(サプライヤー)”です。
SUPPLIERは日本発の新世代ストリートファッションブランドとして2020年に発足しました。
人気セレクトショップでの取り扱いも年々増え、早くもラッパーの定番ブランドとなったSUPPLIER。
LEXやWILYWNKAなどの人気ラッパー達もチェックしているブランドです。
LFYT
2003年に神奈川県藤沢市にOPENしたセレクトショップ「Lafayette(ラファイエット)」。そのLafayetteが手がける人気ブランドが、“LFYT(エルエフワイティー)”です。
昔から多くのラッパーたちに衣装提供をしているので、このブランドのアイテムを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
サイプレス上野やMACCHO、唾寄、GADOROなど数多くのラッパーが着用しています。
とにかくパーカー類のラインナップが豊富なので、好きなデザインの物が見つかるのではないでしょうか。
HUF
次に紹介するブランドは“HUF(ハフ)”です。
HUFは伝説的スケーターのキース・ハフナゲルが2002年にサンフランシスコで創設したスケーターブランドで、これまでに数多くのラッパーたちが着用してきました。
日本だと、MCバトルで人気の“SAM”や““がーどまん”などが着用しています。
パーカーはスケーターファッションの必須アイテムでもあるので、ラインナップも豊富に取りそろえてあります。
BlackEyePatch
ラッパーが着用しているブランドの代表格、“BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)”。
この特徴的なロゴもお馴染みですよね。
非常に人気が高く、発売後すぐに完売してしまうこのブランドのアイテム。
タイミングが合えば人気アイテムのパーカーはぜひGETしておきたいところです。
BoTT
ファッション感度の高いアーティストが多数着用しているブランド、“BoTT(ボット)”
BoTTは2019年に誕生した勢いのあるストリートブランドで、ラッパーにも数多くの着用者がいます。
BIMらが所属するクルー“CreativeDrugStore”とのコラボアイテムも、毎回即完売の人気です。
ラッパーの中でも最もよく着ているのがKEIJU。プライベートでもステージでもBoTTのアイテムを頻繁に着ています。
TTT MSW
現在もっとも人気のあるブランドのひとつである、“TTT MSW(ティー)”。
サブネームである“MSW=モダンストリートウエア”に表されているように、モードとストリートを共存させたようなアイテムが特徴の東京発のブランドです。
↑WILYWNKAがこちらで着用しているパーカーが、TTT MSWの“フラワーフーディー”というアイテムです。
先ほど紹介したBoTTとのコラボも行っており、そちらも非常に人気のラインとなっています。
DAIRIKU
BoTTやTTT MSWと共に現在の東京のファッションシーンを牽引しているブランド、“DAIRIKU(ダイリク)”。
↓このブランドのパーカーもWILYWNKAが着ています。
DAIRIKUは2017年に大阪出身のデザイナーの岡本大陸が立ちあげたブランドで、WILYWNKAとは昔からプライベートでも仲の良い友人関係です。
TTT MSWとのコラボレーションも行われ、両ブランドのデザイナーと仲のいいラッパーの“BIM“や”kZm“と共にWILYWNKAもイベントに出席しました。
まとめ
この記事では、ヒップホップファッションにおすすめのパーカーを10ブランド紹介しました。
定番のブランドからここ数年で一気に注目されたトレンドのブランドまで幅広く選出しましたが、いかがだったでしょうか?
他にもヒップホップファッションについての記事を色々と書いているので、そちらも見てもらえると嬉しいです!