「Showy is lit！」でお馴染みのラッパーShowyVICTOR（ショーウィーヴィクター）。
幼なじみのShowy RenzoとのユニットShowyで活動を始め、「ラップスタア誕生2023」の優勝で大きな注目を浴びました。
ユニットでの活動と並行してソロアーティストとしても精力的に活動。
2025年にはソロとして初のスタジオアルバムのリリースからワンマンライブも開催するなど、ここにきてさらに勢いを増しているShowyVICTOR。
この記事ではそんなShowyVICTORのプロフィールやこれまでの経歴、人気曲やおすすめ曲まで紹介していきます。
ShowyVICTORについて知りたい方はぜひチェックしてみてください！
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目次
ShowyVICTORとは
| アーティスト名（読み方） | ShowyVICTOR（ショーウィーヴィクター） |
| 本名 | 非公表（下の名前はヴィクトル） |
| 年齢 | 27歳（1997年12月生まれ） |
| 出身地 | 茨城県神栖市 |
| 所属レーベル | Showy Production |
ShowyVICTORは1997年ブラジル生まれ茨城県神栖市出身のラッパーです。
幼なじみのShowy Renzo（ショーウィー・レンソ）とのヒップホップユニット「Showy」で活動を始め、現在は東京を拠点にしています。
ラップだけでなく自らビートメイク、レコーディング、ミックス、MVディレクターまでこなすマルチな才能を持ち、ソロアーティストとしても「ラップスタア誕生2023」の優勝を機に大きく注目されることになりました。
Showyについて
2歳からずっと一緒の幼なじみであるShowy Renzoと高校1年の時に組んだユニット“Showy”。
高校時代から2人ともビートメイクからミックスまでこなすマルチな才能を持ち、ラッパーとしても会場を必ず盛り上げる高いライブパフォーマンス力で知られています。
Showyお馴染みのかけ声「Showy is lit！」の“lit”とは、「熱い、カッコいい、楽しい」といった意味のスラング。
特定の意味は無い、とにかくポジティブな用途で使われるスラングです。
“lit”というスラングを多用するラッパーといえば、2人が高校時代から好きなトラヴィス・スコット。
しばしば曲中で”Its lit!”というアドリブを発するのでお馴染みで、Showyの2人もその辺の影響を受けて使うようになったと思われます。
名前の由来
ユニット名の「Showy（派手）」は、高1の時にした初めてのライブの前日に2人で「カッケー言葉を探そうぜ」ということで付けました。
本名のヴィクトルはスペイン語圏の名前で、ヴィクター（Victor）とはその英語圏での呼び方から付けました。
音楽スタイル
あらかじめ歌詞やフロウを考えず、フリースタイルで浮かんだ言葉とフロウをRECしていくのが、Showy2人のスタイルです。
そのことによって自分でも思ってもみなかった新しい言葉やフロウが生まれるのが、このスタイルの良さだそうです。
このスタイルは“制作スピードの早さ”という利点もあり、2023年にリリースした「Showy is lit 2」はわずか半日で10曲を完成させてしまいました。
影響を受けたアーティスト
ShowyVICTORとShowy Renzoの2人は音楽の好みが似ていて、特に高校時代は同じアーティストが好きだったようです。
- トラヴィス・スコット
- ウィズ・カリファ
- エイサップ・ロッキー
などを特に影響を受けたアーティストとして名前をあげています。
日本のアーティストではKOHH（現・千葉雄喜）をリスペクトしていて、いつか一緒に曲を作ることを目標にしています。
友達が貸してくれた「YELLOW T△PE 3」をきっかけにハマり、曲の中で自分をさらけ出している姿勢に食らったそうです。
彼女の凪さん
ShowyVICTORのパートナーで、現在は東京で同居している凪（なぎ）さん。
関係を公にして「ラップスタア誕生」や楽曲のMVなどにも出演している、ShowyVICTORファンの間では有名な方です。
温かくも一番厳しい意見を言ってくれる存在でもあり、ShowyVICTOR自身も凪さんのおかげで成長できたと語っています。
これまでの経歴
茨城県神栖市で育つ
ShowyVICTORは1997年にブラジルのサンパウロ州で生まれました。
日系ブラジル人の父親とスペイン人の母親と共に、生後8ヶ月のときに来日。
南米出身（特にブラジル）の労働者が多い茨城県神栖市にて育ちました。
両親がShowy Renzoの家族と仲良くなり、2歳の頃から家族ぐるみでよく集まるようになりました。
同い年だったShowy Renzoとは幼稚園から一緒で、2人とも中学までサッカー部でも一緒の親友でした。
初ライブ後に楽曲制作を開始
2人が音楽を始めたのは高校1年の終わりごろ。
鹿島市のライブハウスのイベントで1組のドタキャンがあり、友達に誘われて2人が出演することに。
「Showy」というユニット名は、そのライブの前日に付けました。
まったく音楽経験のなかった2人は、全曲カバーのカラオケのようなライブを決行。
そのライブで予想外に観客が盛り上がったことで手応えをつかんだ2人は、音楽を始めることにしました。
最初はスマホのアプリでビートを作って録音する事から始め、高3のクリスマスプレゼントで2人ともPCを手に入れてからは、独学でAbleton Live（エイブルトンライブ）というDAWソフトを使って制作をしていきました。
YouTubeのHow To動画も参考にならず、ソフトの使い方も手探りで身につけていったそうです。ビートもこれまで聴いてきた音楽の感覚を頼りに、何となく作っていくところから始めました。
高校卒業後に上京
音楽で生きていくことを決めていた2人は、高校卒業後に上京。
お互いの部屋から徒歩30秒の距離の物件に住み、ユニットとして本格的な活動をスタートしました。
2人で一緒に様々なバイトをして、生活費を稼いだそうです。ストリート雑誌にスカウトされ始めたモデル業では、BalenciagaやY-3などのビックメゾンの仕事もしています。
DJ JAMとのEPリリース
タイで偶然出会い仲良くなったDJ JAM (YENTOWN)とShowyは三宿に共同でスタジオを作りました。
2020年にはShowy×DJ JAMによるEP「RED STONE」をリリース。
DJ JAMの人脈から参加した、ゆるふわギャングやJNKMN, SANTAWORLDVIEW , LEX , LeonFanourakis、Awichといった超豪華な客演陣を迎えたこのEPで注目を浴びます。
そんな中、相方のShowy Renzoが「ラップスタア誕生2021」でFINALステージまで残り、Showyの認知度もさらに上がりました。
ShowyVICTORも応募しましたが、動画審査で落ちています。
「ラップスタア誕生2023」で優勝
2022年に1stソロアルバム「VICTOR」をリリース。
同じ年にこのアルバムは“デラックス版”も制作されています。
そして2023年の年始に行われた「ラップスタア誕生2023」にて、3457名の応募者の中からみごと優勝。
この番組内で制作した楽曲「GENZAI」がスマッシュヒットし、「 POP YOURS 2023」の大きな舞台にも立ちました。
初のワンマンライブまで
以降、精力的にシングルをリリースしてきたShowyVICTORは、2025年2月にニューアルバム「VS」をリリース。
そして4月には、このアルバムをひっさげての初のワンマンライブを「渋谷WWW」にて開催しました。
ここにきて若いラッパーとの共演が増えているShowyVICTOR。
まだまだ新たな素晴らしい音楽をリスナーに届けてくれそうです。
人気曲・おすすめ曲
GENZAI
「ラップスタア誕生2023」のCAMPステージで生まれ、ShowyVICTORを優勝に導いた1曲。
自分のバックグラウンドと未来を対比した内容と、抜群にキャッチーなフロウが相まって名曲が誕生しました。
地元で撮ったMVも内容とリンクした絵づくりになっていて、非常に熱いものがありますね。
幕開け feat. Bonbero, ShowyRENZO & Tade Dust
地に貼りつくようなシンセベースが響くビートが印象的な、2025年のスマッシュヒット曲。
Showyの2人と夜猫族のBonbero、Tade Dustというラップ巧者4人の遊び心と楽しさが詰まっていますね。
Bounce!
曲名の通りの弾むようなビートにShowyVICTORのリズミカルなフロウが楽しい1曲。
彼女の凪さんの声から始まるMVも見どころです。
まとめ
この記事では、ラッパーのShowyVICTORについて紹介しました。
彼の才能を考えると、もっとこれから広く知られていく存在になるのではないでしょうか。
これからのさらなる飛躍が楽しみです！
他にも色々なラッパーを紹介しているので、気になるものからチェックしてくれると嬉しいです。