若くしてヒップホップシーンに確固たる地位をきずいたラッパーの“ralph”。
独自のスタイルをつらぬく彼は、音楽性だけでなくファッションでも異彩を放っています。
全身を黒で固め、頭にはバンダナ、手にはグローブ。
テック系のウェアやインパクトのあるTシャツを着こなすスタイルは、ヒップホップ好きならずとも真似したくなるカッコ良さがありますよね。
この記事では、そんなralphが着ている服のブランドやアイテムを紹介していきます。
取り入れやすい価格帯の物も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ralphのプロフィールとファッションの3つの特徴
プロフィール
アーティスト名 | ralph(ラルフ) |
年齢 | 26歳(1998年生まれ) |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
所属レーベル | - |
ralphは1998年神奈川県横浜市生まれ、現在26歳のラッパーです。
UKグライムやドリルを日本でいち早く取り入れ、自身のスタイルを確立。
「ラップスタア誕生2020」での優勝などを経てから現在に至るまで、独自の存在感を放つ人気ラッパーとしての地位を築いています。
ファッションの特徴
ralphはラッパーとして生活できるようになるまで、約6年間アパレルで販売員をしていました。
レゲエクルー“MIGHTY CROWN”が運営するブランド「NINE RULAZ(ナインルーラーズ)」の店舗などで働いていました。
「小さいころからファッションに興味があった」とのことで働いたようですが、そこで何千着と服を見ているうちに、「デザインよりもブランドが持つ意思やバックボーンで着る服を選ぶようになっていった」ようです。
アイテムひとつ取ってもこだわりが感じられるファッションは、そういった部分からきているのですね。
そんなralphのファッションの特徴を簡単にまとめると
1つ目はそのまんまですね。
みんながralphのファッションと聞いて思い浮かぶイメージです。
全く色を使わないわけではないのですが、基本的には黒のアイテムで全身をコーディネイトしています。
黒が好きな理由は、「一番目立たないけど一番強い。シンプルな黒いシャツやパーカーに黒いワークパンツだけでかっこよさをアピールできることが純粋に強い」というものだそうです。
2つ目もすぐイメージ出来ますよね。
大の“GORE-TEX好き”であることで知られるralphは、テック系のアイテムをよく着用しています。
3つ目ですが、全身を黒で固めるとどうしても地味で単調になりがちなんですが、ralphのファッションを見てもそんな印象を持たないと思います。
全身のタトゥーや編み込んだブレイズヘアも大きいのですが、小物使いやアイテムの柄や素材で変化をつけている点が上手いです。
バンダナやグローブやインパクトのあるアクセサリーなどの小物使いや、テックウェアに革アイテムや天然素材を合わせることで単調にならないようになっています。
「ベスト」使いも非常に上手いですよね。現行のテック系、ストリート系ブランドのアイテム〜ヴェンテージのアイテムまで色んなタイプのベストを着こなしています。
簡単ですが、以上のような点がralphのファッションの特徴です。
ここからは具体的なブランドやアイテムを紹介していきます。
ralphが着ているブランドとアイテム
Marmot
まず始めに紹介するブランドは、“Marmot(マーモット)”です。
1974年にアメリカで創業したアウトドアブランドで、世界で初めてGORE-TEXをギアに採用したことでも知られています。
↑の写真のアイテムは、ralphが昔から通っている吉祥寺の名店「The Apartment」別注モデルの「GORE-TEX 3L Shell Jacket」。
写真の3枚目〜のダウンジャケットも、プライベートで着用してます(↓の6:26〜)
STONE ISLAND
次に紹介するのは、テックウェア好きには欠かせないブランド“STONE ISLAND(ストーンアイランド)”です。
ralphといえばSTONE ISLANDのイメージがある方も多いのではないでしょうか。
1982年にイタリアで誕生した高級スポーツカジュアルブランドで、創業者は“C.P. Company(シーピーカンパニー)”も立ち上げた“マッシモ・オスティ”。
“STONE ISLAND”や“C.P. Company ”はUKのラッパーが好んで着てるブランドです。詳しくは→ラッパーがよく着てるメンズファッションブランドを価格帯別に紹介
↑「JUMADIBA - Kick Up feat. ralph」で被っているのは、STONE ISLANDのフライトキャップ。
ちなみにパンツはC.P. Companyの物です。
↑「POPYOURS 2024」のステージでは、STONE ISLANDのグローブを着用。
夏場は、STONE ISLANDのショートパンツを愛用しています。
BlackEyePatch
ラッパーから絶大な支持を得ている大人気ブランド、“BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)“。
↑で着用しているのは「OE LOGO EMBROIDERED HOODIE」というアイテム。
↑こちらのVlogでも、BlackEyePatchのロゴスウェットを着用しています。
Supreme
説明不要の人気ブランド、“Supreme(シュプリーム)”。
「THE HOPE 2023」で着用していたのは、2021AWの“The North Face”とコラボモデルの「Steep Tech Apogee Jacket」。
SupremeやThe North faceのアイテムは他でも着ていますが、ブランドというよりもアイテム単体の良さという点で選んでいる印象です。
Children of the discordance
ralphといえばバンダナですが、服でもバンダナ柄を取り入れたアイテムをよく着ています。
そんなralphが昔から着ていたブランドが、“Children of the discordance(チルドレンオブザディスコーダンス)”です。
略して“COTD”とも呼ばれるこのブランドは、バンダナ柄を取り入れたアイテムを毎シーズンリリースしています。
AWESOME BOY
ralphが10代の頃から足繁く通うショップ、AWESOME BOY(オーサムボーイ)。
原宿にあるこのショップは、90's-00'sのVINTAGEを中心にセレクトした古着以外にも、オリジナルブランド“AWSM BOY”のアイテムを販売。
SEEDAやANARCHYなどの数々のラッパーから愛されるこのお店。
現行のアイテムだけでなく、古着の名作アイテムも取り入れるralphはこういったお店を利用しています。
古着だと90'sのPOLO SPORTのダウンベストなどを着用しています。
afterbase
ハードコアバンド“SAND”のボーカルMAKOTOが手がけるストリートブランド、“afterbase(アフターベース)”。
「漢 Kitchen」に出た際に来ていたTシャツが、afterbaseの物です。
PRO CLUB
ralphが日常使いのアイテムで使っているブランドが、“PRO CLUB(ポロクラブ)”です。
“B-BOYといえばPRO CLUBの無地T”というほど、王道にして定番のブランド。
ralphも「GROW AROUND 横浜ビブレ店」などで定期的に買い足しているようです。
NIKE
ralphが履くスニーカといえば“NIKE(ナイキ)”が定番ですが、アパレルでもNIKEを着用してます。
↑で着用しているのは、NIKEのテックフリース「フルジップパーカー ミッドナイトネイビー/ブラック」です。
ここ数年で定番になった、UKのラッパーから世界中に広がった“UKドリップファッション”というスタイルですね。
アクセサリー・帽子・小物類
ここからはアクセサリーや帽子などの小物類について紹介していきます。
AVALANCHE
ralphがよくしている“麻神”ネックレス。
このネックレスは“AVALANCHE (アバランチ)”のアイテムです。
AVALANCHEは1999年に誕生したヒップホップジュエリーに特化したブランドで、全国に12店舗を展開(2024年現在)
麻神ネックレスは、ヒップホップテイストのアパレルを展開するブランド“ASSASSYN JEANZ (アサシンジーンズ)”とのコラボで制作された物です。
LOCS
ralphがもっとも付けているサングラスは、“LOCS(ローク)”の物です。
モデル名は「HARDCORE SHADES」
LOCSは西海岸のラッパー達から愛されているアイウェアブランドです。
つるに入った“LOCS”のロゴが特徴で、価格も数千円と手ごろなのでサングラスを探している方におすすめのブランドです。
まとめ
この記事ではラッパーのralphのファッションについて解説しました。
ファッションにも確固たるスタイルが現れていて、非常にカッコいいですよね。
ラッパーがよく着ているブランドについてもまとめて紹介していますので、よければ参考にしてみて下さい。